しばらく放置していたら、ログアウトされてました。(笑)

 

 

2021年も半分が過ぎましたね。

正直、何の思い出もありません。

淡々と、そして粛々と仕事をし、毎日を過ごしているだけの毎日が

もう1年半以上続いていますね。

 

母が亡くなって、それはもちろん、ものすごい喪失感があったし

「Day Dream Believer」(忌野清志郎さん)を地で行くような精神状態ではあったのですが

一方、ほっとしたというか、肩の荷が下りたというか・・・そんな気持ちもありました。

 

母の死後になるのですが、東京に住む甥の結婚式に出席して

披露宴で、新郎新婦のこれまでをビデオで振り返るっていうのがあったんですよね。

そのときに、幼い頃から家族旅行(海外までも)の画像が流れて

それはまあ、絵に描いたような幸せな家庭で育ってきたと言うことが感じ取られて

私には微笑まむなしさしか感じなかったむなしさしか感じなかった。

兄は、さっさと自分の親を捨て、養子に行き

そこで幸せな家庭を築いていた。

いや、兄が養子に行こうと決めるその過程には、いろいろな思いがあっただろうということは想像できるけれども

結果として、私が独身のまま、基本ひとりで、親を看取ることになったのは事実で

幸い、といってはなんだが、父も母も長く介護が必要な状態になることもなく

具合が悪くなって2ヶ月足らずで旅立ってしまったので

世にある介護の苦労はしていないから、あまり大きな事は言えないのですけども

 

それとは別に、そういう「子供に囲まれた幸せな家庭」から「孫に囲まれた幸せな老後」を歩んでいる兄を見るにつけ

複雑な思いになるのは否めません。

 

話が逸れました。

ずっとこのブログを読んでくださっている方はご存じだと思いますが

私は、関ジャニ∞が好きです。

どちらかっていうとミーハーだったので、昔からジャニーズ系アイドルは嫌いではありませんでしたが

ライブ、しかもいわゆる「遠征」をしてまで、ひとつのグループを追いかけるということはありませんでした。

エイトが初めてです。

アイドルヲタクの世界もいろいろあるので、楽しいことばかりではなかったのですが

それでも、ドームの大歓声の中で味わう高揚感は、私の生活に彩りを添えてくれるものでした。

一度FCに入ってしまえば、ハードルはどんと下がります。

ゆず と 高橋優 が加わり、私の生活はさらにカラフルになっていきました。

ライブの(遠征費とグッズ代とチケット代)のために働いてる、といっても過言ではないくらい。

母が生きていた頃は、基本的に日帰りでしたが

母が亡くなってからは、家に帰らなければならないということがなくなったので

「やっとこれから、自分のためだけに時間が使える」と思いました。

実際、その年(2019年)には、ゆずのライブ2回(名古屋と大阪)、サザンのライブ1回(大阪)、エイトのライブ8回(名古屋、大阪、福岡)

高橋優のライブ6回 (名古屋、神戸、大宮、秋田)と、あらためて書き上げるとすごい数のライブに行っていました。

それにさらに、舞台も数回行ってましたし。仕事の都合がつけば、当日券も取ってましたし。

そういう生活は、これからもずっと続くと思ってました。2020年の2月まで。

ほんとうは、優くんのライブもあとたのに中止。ゆずのライブも中止。決まっていたものはことごとく中止になりました。

 

それから。

最近になり、舞台やライブが、制限を設けつつも再開されるようになりましたが

私はまだ行けずにいます。

もちろん、自分自身が感染して苦しい思いをするのはいやだから、というのもあるのですが

それより、もし、感染して(または濃厚接触者になって)しまったら、仕事関係にかける迷惑が半端ないから。

それは、どの仕事をしていても多少なりともあるでしょうけれど

たぶんどの仕事よりも一番迷惑掛ける範囲が広いし、まして「ライブに行ってた」せいで「感染した」なんて言ったら

誹謗中傷の嵐に襲われると容易に想像できる。

ボスは常に「ぜったいに感染しないよう、自粛を徹底してください」と言うし

静岡県は「ふじのくに基準」という、国より厳しい指針があって

それによると、現在は日本中ほとんど都道府県に行けない状態になっています。

緊急事態宣言および蔓延防止措置が発令されている地域への往来は「回避」となっていて

個人的には「不要不急」ではない事情で、そういう地域へ行ったとしても

それで何かあれば「処分」の対象になりかねません。

国が、あくまでも「要請」であり、私権の制限ができないと言っているのに

あきらかに私権の制限をしてくるわけで、でも雇われている身としては守らざるを得ません。

 

そんなわけで、現在、私の「趣味」は厳封されている状況です。

舞台関係は諦めました。申し込みもしてません。

ゆずのライブ、高橋優のライブ、こちらも諦めました。申し込みもしてません。

エイトは、今のところ、ライブ開催の発表はないですが、なんとなくそのうち発表がありそうな気がしています。

地元の、エコパアリーナあたりでやってくれたら、行こうかなと思うかも知れませんが

東京や大阪へは・・・・行けそうにありません。

本音を言うと、「まだ、ライブしないでほしいな」と思ってます。

私はツイッターもやっていますが、エイトや優くん関連でつながったフォロワーさんがほとんどです。

その方たちは今も、舞台にも行っているし他グループのライブにも行っています。

おそらくエイトのライブにも行くでしょう。ネットワーク駆使して何公演も。

私には、そういうネットワークというか・・・「必ずお声かけしてくれる」友人もいないので

これまでも、ほぼ「自力」で取ったチケットで言っていたのですが

ライブがない間は、そういうときに感じる「疎外感」みたいなものも感じずに済んで

なんとなく、ある意味平和な日々が続いていました。

また、これまでとは違う意味も含めて、ぞわぞわした日々になるのかと思うと、いろいろ憂鬱です。

 

が、

「ライブがない」=「精神的に平和」な日々を1年半も過ごしてしまうと

だんだんと、エイトやゆずに対する熱量も冷めてくるのです。

(高橋優くんは別格。今回は諦めたけど次回は絶対に行こう、そのためにならワクチンもいやだけど打とうと思うくらいには)

現実として私は

来年の3月に転居する、という大きな変化を控えていて

そのために片付けないと行けない問題や公的手続きが山のようにあって

それをどうやってクリアしていくかのほうが重要で、

趣味と現実の生活のバランスが、明らかに変わっているのが現状です。

 

来年になって、転居して生活が落ち着き、

ワクチン効果でコロナも収束して

治療薬も承認されて、感染しても自宅療養(現在は自宅放置)でたいていはなんとかなる病気になって

そんな風になっていたらまた、気持ちは変わるかも知れないけれど。

いやそれより、実際にライブが発表になったら、行きたいという気持ちが募るかも知れないけれど

でも、ワクチン接種も早くて9月以降って感じみたいだし

(68歳の兄がかかりつけ医に予約して1回目の接種が9/1らしく、まだ接種券さえ届いていない世代の私は

 どう考えても9月中にできればラッキーってくらい。

 ワクチン接種したい派ではないけれども、接種すれば少しは制限が緩くなるのならば受けておきべきだと思うし)

 

そんなわけでおそらくこれからも、悶々・鬱々とした日々が続くのだろうなぁと

梅雨の雨空を見て思う今日この頃です。