お寺に参っても「初詣」というのかどうか、
気になったので国語辞典を引いてみました
初詣
正月に初めて社寺へお参りすること (岩波国語辞典 第四版より)
とあったので、やはり問題ないようです
で、行ってきたところは
地元では「こくぞうさん」と言って親しまれている
臨済宗方広寺派 虚空蔵寺
ここは、「知恵もらい」として有名なところで、
我が家も子供のころから2月11~13日に行われる大祭へ行き、
だるまを買い、ご祈祷をしてもらっています。
このように、本堂の両側に大きなだるまがそびえています。
右の赤いだるまには「こだわる・な」
左の青いだるまには「あし」 と書いてあります
が、意味は・・・・・不明です。
子供のころは、「こくぞうさん」を「国蔵さん」と思っていまして、
「虚空蔵」だと知ったのは、相当大人になってからのことです。
もちろん、ご本尊は虚空蔵菩薩です。
しかし、住職さんの趣味か、だんだんと趣向が変わってきていまして
写真を取り忘れてしまったのですが、
「意識の変わるパワースポット」と称して、
このお寺の中、決して広くはないのですが、なんだか妙なものが
たくさんありました。
そのひとつ、
この下にかえるの像がありました。
なんでも、5年ほど前までは「便器」が置いてあって、
そこに外れくじを捨てるようになっていたんだそうです。
ほかにも、大判小判を貼り付けた石像で「金運祈願」とか
干支をかたどった石像のまわりを裸足で歩くとか
水面に映った菩薩像の顔が見えたら、にっとほほえむと幸運が舞い込むとか
昔、こんなのあった?と思うようなものがたくさんあって・・・・
なんだか摩訶不思議なパワーを感じたお寺でした。
今年も、大祭の時には
去年のだるまを納め&新たなだるまを求めご祈祷をしてもらうのですが、
「知恵もらい」って、もうこの年になれば十分かとも思うのですが、
こういうものって辞めるきっかけって難しく、
今は「家内安全・無病息災・交通安全」の祈願をしています。