上半期のグランプリレース、宝塚記念は五番人気の
エイシンデビュティの先行逃げ切りという結末でした。
メイショウサムスンの追い込みも、ぎりぎりで逃げ切り、
どちらのファンもわくわくどきどきはらはらだったでしょうね。
yahooのニュースを見ていたら、
宝塚記念の先行逃げ切りはサイレンススズカ以来だと
ありました。
サイレンススズカ・・・・
競馬に全く興味がなかったころにもかかわらず
府中の芝の上でぽつんとたたずんでいた
鹿毛の姿が心に残っている。
生まれたときは小さくて、
その競走馬としての将来もさほど期待されていなかった。
クセが強く、素質を持ちながらもなかなかレースに勝てなかった
クラシックのころ。
そして、強烈な印象を残す逃げ馬として
歴史に名を残しかけたころ、
別の意味で名を残してしまった。
速くて軽くて、地上では飽きたらず天に翔けていってしまった。
その弟のラスカルスズカが注目を浴びたものの
いつのまにか姿を消してしまった。
金鯱賞でラスカルスズカを見たけれど
線の細い甘ったれ坊ちゃんという雰囲気だった。
ともあれ、春競馬は終わり、
しばらく間をおいて夏競馬が始まる。