集中治療室から一般病棟に移れた頃のエピソードを描いています。
まだぼんやり虚ろな主人ですが、時には看護師さんの指示通りにゆっくり応じることもありました。
「まばたきを2回してください」なんて、具体的なこともできたりしました。
だから、最悪の状況は避けられたのかもね~と、お医者さんとも話していました。
ただ、私の精神的にはきつい時期でした。主人の体につながれたたくさんのチューブと、機械的な音・・・。
そして自力呼吸ができるようになって、痰もからみやすくなり、しょっちゅう吸引される苦しそうな姿・・・。
そういうのを見たり聞いたりするのが、もう限界!と思ってましたね。
ある日、病室の仕切りカーテンからのぞくと、娘が「目を開けろ~」と、がっつりパパのまぶたを引っ張っていて、大笑い
「いいぞ~」って思いました。
これだから子どもって最高
辛いときに、笑うとか、口角を上げるだけでも効果あるっていうじゃないですか?
形だけでも笑顔の表情作りながら、悪い想像ってできないんですって。
子どものおかげで、笑って乗り越えられたなぁ。
昨日は、主人を連れて病院へ。
帰りに回転寿司で食べてきました
その後、コーヒーを飲み・・・わあ、デートみたい・・・って思ったのも束の間、
向かいで でろーんとよだれを垂らされ・・・ハイ!終了!撤収!みたいな。
あと、車椅子を車に積み込んで降ろして・・を繰り返したので、腕が痺れております
読んでくださって、ありがとうございます