最近の論文では、成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%とされています。

2回接種した方が予防効果は高まりますが、逆に言うと2回接種しても6%の人はインフルエンザにかかってしまうということです。


「1回接種だと予防効果が64%」というのは、1回接種をしてインフルエンザに対する十分な予防効果を持つ抗体が作られる可能性が64%だということです。

2回接種だと十分な抗体が作られる可能性が94%に増えるということです。



成人の場合、今までに何度かインフルエンザにかかっているので、多少の免疫力を持っています。

そのため、今年の流行株の予防接種を1回やって免疫力を補強すれば、64%は予防できるということです。

しかし、流行するインフルエンザウイルスは年ごとに変化するので、2回接種の方が確実と言えます。


12歳以下の子供は、インフルエンザに対する免疫力が少ない可能性が高く、2回受けることが必要です。

また、受験生とか、どうしても仕事を休めない職業の人とか、喘息など気管支に持病のある人なども、やはり2回接種の方が間違いがありません。

また、65歳以上の方も予防接種は2回受けられた方がよいでしょう。

肺炎などの合併症が起こって重症化するのを防ぐという意味で、最も予防接種を受ける必要性が高いのが、この年齢層でもあるからです。
















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