行き着く先が中絶の話なので、
苦手な方、不快な方が
いらっしゃると思います。

そういう方は、進まずにお戻りくださいね。














横になり、お腹からのエコー。

体制を整える。


よく見る産婦人科のエコーもそばにあったが、それとは別に天井側に大きい画面があり、

胎児を細部まで確認することができる。


通常産科のものとは比べ物にならない設備だと一目でわかった。




早速スタート。

まずは、さーーーー、っと見ていく。


※以下、不安の中の診察&思い出しながらなので、正確な言葉じゃなく、ニュアンスで書かせてもらってます


院長

「赤ちゃんよく動いてますね。

これが心臓、頭、手足。(頭と胴体を測って)この週数にしてはやや小さめかな。


首のところ、浮腫があるね。

ちょっと厚いな。9か10mmかな。

全体的にも浮腫んでるね。


3mm前後だと、3.○mmの詳細って割と重要なんだけど、ここまで厚いと、その詳細はあまり意味がないというか…」


「なにか疾患があるってことですね?」


院長

「そうだねぇ。その可能性が高いですね。

詳しく見ていきます。

18トリソミーだと、頭の形に特徴があって、断面図がいちごの形になりやすいんですよね。ストロベリー形。これは、ほぼ当てはまりますね。


脳自体は、今確認できる異常はないかな。


臍帯も動脈2本、静脈1本あるね。

(トリソミーだと1、2本欠けることがある)


手に特徴が出てますね。

ギュッと握ったまま。

このくらいだと、手をグーパーにする赤ちゃんが多いんですよね。


足はー、、、伸ばせてると言えば伸ばせているか。伸ばせない子が多いんだけど。うーん、なんとも言えないなぁ。」



じっくり、詳しく時間をかけて診てくださいました。


院長は、ホームページの写真の通り、優しいお医者さん、って感じの方。

海外のことも詳しく、胎児診断に関して日本は遅れ気味と、色々なことも話してくれた。



院長

「心臓が、、よく見えないなぁ。

動いてくれー。

穴が空いてる、かなぁ。体制がちょうど見えない位置で、なんとも。」


360°ぐるりと見えるような、4D(でいいのかな)みたいな画面に切り替えて、


院長

「これならどうかな。うーん、おしい。見たいところがちょうど見えない…。ちょっと後で見てみよう。」



少し後で、また心臓を見てもらったが、

位置が悪く、たぶん穴が空いているであろう、ということだった。

決定的と言われるまでの身体的特徴、疾患が、確定できなかったなと、私は思った。



ただ、NIPTの結果、私の年齢、今見られる特徴から、18トリソミーとしても問題ない、とのクリニックの判断だった。

詳細な検査をしても、90%くらいで、18トリソミーと出るなという見解だった。




が、私的に納得できなかった。

もしかして、異常なんてないのかも?


確定検査をするかどうか、迷ったが、

もし、万が一染色体異常じゃなかったら、

そして、このまま中絶を選んで、やっぱり違いました、なんて、それこそ耐えられない。


ただ、一ヶ月後にわかる、羊水検査も予約している。

でも、この宙ぶらりんの、不安でいっぱいのこの気持ちのまま、普通に一ヶ月を過ごすなんて、考えられなかった。




私は、10%の希望を胸に、数日で結果がわかる絨毛検査をしてもらうことにした。