宮崎県と鹿児島県の参議院選挙は執行停止すべき | 横浜ネコのブログ

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菅総理で消費税25%時代がやってくる
 霞が関は「菅総理」を大歓迎――。  97年、消費税を5%に上げてからすでに13年..........≪続きを読む≫


原口総務大臣と瀧野官房副長官、まさか両県に選挙カーを走らせるつもりか?
知恵を使って公職選挙法を改正しろよ、7/11なんてあり得ないぞ。
口蹄疫で大損害を受けた英国ではブレア政権が総選挙を延期したよね。

鹿児島県知事も選挙部担当だったじゃないか、このまま国政選挙をやらせるつもりか?
宮崎県知事とともに、選挙管理委員会の事務を全面停止すべきだ。

災害時に選挙を延期した例はいくらでもある、車や人の移動が感染経路になってるのは明らかだ。

都城市は宮崎県下で筆頭の畜産地、鹿児島県の畜産地帯にも隣接しています。北の日向市でもワクチン接種していない家畜に感染疑いが出たそうで。
5/28から6/8まではワクチン接種した畜舎以外新たな感染は出なかったけど、今までと同じことを繰り返しても少しずつ拡大するだけ、道路と鉄道の防疫をさらに強化するとともに、ワクチン接種の範囲を拡大すべきだと思います。

赤松前大臣は5/30に、1万頭/日の殺処分を県知事に指示しましたが、その後3~7千頭で推移、雨が降った日は4千頭以下になり、埋却地とマンパワーが依然として不足しているのは明らかですね。篠原副大臣は、獣医と自衛隊の応援を4倍に増やすよう、政府に要請すべきです。

仮に、鹿児島県の畜産地帯まで拡大したら、27万頭が100万頭以上になってしまいますよ。

【連絡先】
総務省自治行政局選挙部管理課
03-5253-5573

【ニュース】
「とうとう来た…」都城で口蹄疫、衝撃と落胆
6/10読売新聞
 宮崎県で猛威を振るう家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」が全国有数の“畜産の都”に飛び火した可能性が出た。
 9日、牛3頭に口蹄疫感染の疑いがあることが分かった都城市は、2006年までの統計では牛・豚肉の生産額が日本一を誇った。隣接する鹿児島県も日本一の黒豚産地。24時間態勢で幹線道路の消毒を続けるなど厳戒態勢を敷いていただけに、関係者の間には「これだけやっても感染を防げないのか」と衝撃と落胆が広がった。

 「とうとう来てしまったか。畜産農家が最も恐れていたことだった」

 この日、感染疑いが判明した同市高崎町の農場近くで養豚業を営む男性は落胆した様子で話した。「都城だけには口蹄疫を入れてはいけないと対策を取ってきたのに……。今日は夜通し消毒作業をするつもり」

 近所で酪農を営む肥田木(ひだき)房行さん(65)も「えびの市で感染拡大が終息し、一安心していたところだったのに。すごくショックだ」と話した。

 県庁で緊急の記者会見を開いた押川延夫・農政水産部次長は「ゆゆしき事態だ。川南町や西都市などでワクチンを接種してあれだけ犠牲を払い、終息するだろうと思っていただけに残念」と悔しさをにじませた。

 都城市は2006年の肉の生産額が牛151億円、豚225億円で、いずれも市町村別で全国トップの産地だ。市畜産課によると、市内では昨年2月現在、延べ2463戸で牛7万6585頭、豚39万8804頭が生産、肥育されている。これまで口蹄疫の被害の中心地で県内有数の畜産密集地とされた川南町でも飼育頭数は豚約14万5000頭、牛1万5000頭に過ぎず、飼育頭数は同市の半分にも満たない。

 それだけに、県などでは拡大を防ごうと、感染地域と宮崎市の間を流れる一ツ瀬川を「最終ライン」として、主要な橋などで24時間態勢の消毒を実施していた。

 都城市で感染が確認されると、これまで感染が多発していた川南町周辺から宮崎市を飛び越えて感染が広がった可能性もでてくる。みやざき養豚生産者協議会の日高省三会長は「早急に感染経路を究明しなければならない。すぐに適切な対応をしなければ、宮崎だけの問題では済まなくなる」と危機感を募らせた。JA尾鈴養豚部会長の遠藤威宣さんも「一番恐れていた事態になってしまった。ワクチン接種後、感染の頭数が減ったことで県や国は安心していたのではないか。防疫態勢の甘さが出た。日本の畜産の危機だ」と語った。


今日から現地対策本部入りした篠原農林産副大臣の経歴です。
【「篠原孝」ウィキより】
長野県長野高等学校卒業後、京都大学法学部へ進学。学位は農学博士(京都大学)。
その後農林水産省に入省し、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部参事官などを歴任。新設された農林水産政策研究所長を最後に農水省を退官。農水省に在任中は、日本で初めてフードマイレージの概念を提唱するなど、日本の食事に関する問題を扱った。
(以下略)


【症例数及び殺処分対象数の推移(累計)】
日付  症例数累計 殺処分対象数累計
4月20日・火   1   16
都農町で感染確認
4月21日・水   3  199
川南町で感染確認
4月22日・木   4  264
農水委員会で自民党の江藤議員が初動体制の不備を指摘
4月23日・金   6  383
感染率千倍の豚で初めて陽性判明
4月24日・土   6  383
4月25日・日   7  1108
4月26、27日・月火 7  1108
4月28日・水   10 2888→FAOがプレス発表で警告
えびの市で感染確認
この頃から事業団種牛の移動を国に要望
4月29日・木   11 2938
4月30日・金   12 4367
【【赤松大臣出国】】
5月01日・土   13 8249
5月02日・日   15 8972
5月03日・月   17 9013
5月04日・火   19 27770
5月05日・水   23 33983
5月06日・木   35 44890
5月07日・金   43 59102
5月08日・土   49 62426←未だに埋却地が決定しない畜舎あり5/22
【【赤松大臣帰国】】
5月09日・日   59 64354
5月10日・月
赤松大臣宮崎県訪問
(略)
5月13日・木   86 80257
国が事業団の優秀種牛6頭の移動を許可
5月15日・土   101 84211
5月16日・日
福島大臣、閣僚で初めて川南町訪問
事業団で感染確認、308頭殺処分決定
5月17日・月   126 114177←未だに埋却地が決定しない畜舎あり5/31
5月18日・火   131 118164
高鍋町、新富町で感染確認
政府が現地対策本部設置
5月19日・水 146 125326←未だに埋却地が決定しない畜舎あり6/4
5月20日・木   159 130258
5月21日・金   171 133011←171のうち半分は埋却地未定5/22
西都市、木城町で感染確認
5月22日・土   181 136265
半径10Km以内の約16万5千頭にワクチン接種開始←これもいずれ埋却
避難させた優秀種牛6頭のうち1頭感染確認
(事業団の49頭は埋設地不足で殺処分保留)
5月23日・日   193 144335(うち殺処分済75894)
山田農水副大臣が49頭の殺処分の実行を指示
5月24日・月 200 145358
鳩山首相が49頭の殺処分を了承
自民党が口蹄疫対策緊急措置法案をとりまとめ
5月25日・火
自民党が口蹄疫対策緊急措置法案を国会に提出
(国による埋設地の確保を規定)
政府、空自・新田原基地周辺土地の提供を決定
5月26日・水 218 152357(うち殺処分済85990)
与野党共同提案による口蹄疫対策特別措置法案が衆・農水委で可決
ワクチン接種対象の125529頭のうち、99.5%完了
5月27日・木 221 152403
5月28日・金  
49頭のうち2頭発症判明、知事が処分を決断
議員立法の【口蹄疫対策特別措置法】が成立
野党4党が赤松大臣の不信任決議案を国会に提出
5月29日・土 232 162159 
全国肉牛事業協同組合と日本養豚協会が宮崎県知事批判
5月30日・日
赤松大臣宮崎県再訪問・知事に謝罪、1万頭/日の殺処分を指示
5月31日・月 247 164057
赤松大臣の不信任決議案否決
6月1日・火 253 169881
鳩山首相、口蹄疫発生後初めて宮崎訪問
6月2日・水
鳩山首相、辞任表明
6月3日・木 269 180004
6月4日・金 271 180323(牛32269、豚148037、山羊・羊17)
ワクチン接種含めた殺処分対象数272191(牛66451、豚205723、山羊・羊17)
鳩山内閣総辞職・菅首相選任、赤松大臣が再任辞退を表明
6月6日・日
ワクチン接種含めた殺処分対象数272193(うち殺処分済148891) 
6月7日・月
農水相に山田正彦農水副大臣が内定
6月8日・火
菅政権発足、山田農水相任命
ワクチン接種含めた殺処分対象数272235(うち殺処分済155826)
6月10日・木
都城市で感染確認
篠原孝農水副大臣を現地対策本部に派遣
日向市で感染疑い

【H19/2/1現在畜産統計】
    
市町村名 乳用牛 肉用牛 肉用豚
都城市 9,010 67,000 376,100
日向市 x 4,260 14,300
西都市 500 16,500 12,300
高鍋町 190 14,100 16,700
新富町 750 9,140 6,470
木城町 160 5,850 20,900
川南町 1,350 11,000 141,600
都農町 110 4,590 11,500
1市5町計3,060 61,800 209,470
3市5町計12,070 133,060 599,870
宮崎県計19,060 277,770 887,870

鹿児島県
曽於市 670   34,400 185,100
鹿児島県計18,210 359,340 1,383,560     

九州  148,000 1,010,000 3,081,000 
全国 1,635,000 2,755,000 9,620,000 

終わり。