デジカメプリンタ | ニート脱出大作戦β

ニート脱出大作戦β

~ニートから抜け出す108の方法

今日は、両親の結婚記念日
朝起きると、両親がお葬式に行く準備をしていました。
変なものですよね?
両親の結婚記念日に仲人をやってくれていた奥さんのお葬式が……
両親の結婚記念日だなんて……

少し怖い縁を感じます。

両親への結婚記念日のプレゼントとして俺はローソンで、ケーキを買いました。

さて、今日はとらドラ続きを見ようと、Woopieを起動した時、由香さんから電話がかかって来ました。


「プリンターが壊れた」

「え?」

「今から猫さんの家にプリンターとパソコンを持って行くから見てよ」

「力になれないと思うけど……」

「いいよ、見て貰いたいだけだから……」

「そっか……」


そして、暫くすると由香さんが来た。
そして、一緒にパソコンとプリンターを俺の家の中に居れました。

プリンターの電源を入れてみる。

電源が入らない。

コンセント

きちんと刺さっている。


「壊れてますね」

「うん」

「……」

「買ってくる」

「うん」

「猫さんついて来て?」

「うん」


俺は、まるで子犬のように由香さんの後をついて行き、ケーズデンキまで一緒に行きました。

由香さんは、デジカメで撮った写真をプリントアウトする時に、プリンターを使うそうなので、デジカメプリンターをお勧めしました。

もちろんPCでも利用できるやつです。

23000円程しました。

購入して、さぁ、帰ろうかと言う時。
杉山と出会いました。
杉山は、俺と由香さんの顔を睨んで俺にこう言った。


「絶対、お前を捕まえてやるからな」

「猫さんは、何も悪い事やってないよ」


由香さんが、すかさず反撃。


「ふん
 今のうちに、束の間の幸せを感じておくんだな」


杉山は、そう言うとその場を去って行きました。


「猫さん行こう……」


俺達は、そのまま由香さんの家に戻り、プリンターの設定をしました。
なんか、歯切れが悪いです。
アイツを見た日は、犬に噛まれたような気分になります。
変な感じ……

※この物語は、フィクションです。
実在する人物・団体とは、一切関係ありません。