読者のみなさまお疲れ様です。
今回は読み終えた本の話題です。
ソロモンの指環
動物行動学入門
(コンラート・ローレンツ 著)
孵卵器のなかでハイイロガンのヒナが卵から孵った。小さな綿毛のかたまりのような彼女は大きな黒い目で、見守る私を見つめ返した。私がちょっと動いてしゃべったとたん、ガンのヒナは私にあいさつした。こうして彼女の最初のあいさつを「解発」してしまったばかりに、私はこのヒナに母親として認知され、彼女を育てあげるという、途方もない義務を背負わされたのだが、それはなんと素晴らしく、愉しい義務だったことか……「刷り込み」理論を提唱し、動物行動学をうちたてた功績でノーベル賞を受賞したローレンツ博士が、溢れんばかりの歓びと共感をもって、研究・観察の対象にして愛すべき友である動物たちの生態を描く。
(作品紹介文より)
てことで、なんとなく動物系っぽいものを見かけたので読んでみました。
とっても有名な方らしいですけど、ねこみみ的にまったく知識無しw
なんだろ、著者の動物達への愛情や情熱はとっても感じますけど、読み物としてはちょっと物足りなかったかな。
ねこみみ的おすすめ度は星3つ
★★★☆☆
まだの方はお試しあれ。