乳ガンの心配はなくなったけれど、
夜中になると、手首、足首が痛くなったり、痺れたりして、目が覚めてしまう。熟睡できなくて、起きる時間になると眠くて仕方ない。
腰痛、肩こり、膝痛もある、
2月下旬、左手首がキリキリ痛みだした。つけね左にある、痼がさらに大きくなった気がする。
加えて頭痛、首、腕、足
身体中が痛くてたまらない。
これでは、仕事も、落ち着いて出来ない。
医者に行くとなると、整形外科、婦人科、内科など一軒では、すまなそう
仕事のない日は、夫の事などで、私が、病院に行っている余裕はない。
通勤途中にある
マッサージに行く事にした。
大きなオレンジのカンバンで
『人間の修理屋さん』
車だけじゃなく、身体もメンテナンスしようみたいな事が書いてある。
立て看板にも、『腰痛、肩こり、膝痛、更年期障害、うつ病など、』書いてあるから、どんな痛みでも、症状でも、一軒で診てもらえるのが、東洋医学の良いところかな、保険がきかないから、料金はかかるだろうけど、何件も医者に通う時間、金額を考えたら、変わらないかもしれない。
仕事帰りに、人間修理屋さんに行く
先客がいるらしく、受け付けに人がいない
「受け付けお願いしまーす」
出てきたのは、見た目、ちょい怖なおじさん。(わー苦手なタイプ)
「どこが悪いの?」
「身体中痛いんです!!」
「どこが一番痛い?」
「左腕です」腕を見せる。
「あれっ?ガングリオン出来てるね」
(この痼はガングリオンって言うんだー?!)
「ちょっと待ってて、待っている間に痛い所に色塗ってて」
持って来たのは、人の身体が表裏描かれた絵と赤鉛筆だった。
色を塗り塗りして待っている。
先客の治療が終わって、紙を渡すと
「わー真っ赤かだね!!」
(そーだよ、身体中痛いもん!!)
身体の痛い場所を時間をかけてチェックしていく。治療しながら、夫は若年性アルツハイマーで息子は知的障害で、ここ数ヵ月バタバタと大変だった事を話す。
「そうか~大変だったね~、頑張ってるね~
神様は、その人に乗り越えられる壁を作るっていうから、これからは、いい事あるよ」
「そうですよ~!
この先いい事なかったら、帳尻あわないし~!」
人間修理屋さんに愚痴って少し心が軽くなった気がする。
つづく