不思議な縁 | ♪口笛ふいて不器用に生きてゆく♪ 夫は若年性アルツハイマー 息子は知的障害 元ニートの日記

♪口笛ふいて不器用に生きてゆく♪ 夫は若年性アルツハイマー 息子は知的障害 元ニートの日記

『愛情』の『あ』だけ無くなって『いじょう(異常)』になってしまった私達夫婦。


離婚寸前で夫が若年性アルツハイマーに…


不器用にしか生きられない 私達、家族再生の日記。






ふと思いだして行ってみた場所。



知的障害の息子が特別支援学校高等部3年の時、夫が毎月、息子か私を連れて相談に行っていた。



幾つかの施設がある建物の中にあり、狭い事務所みたいな所だった。



なんとか、その場所に、たどり着いたので、夫に



「ここ覚えてる?」聞いてみた



「んっ?わからない?」



この場所の事は忘れてしまったか~



じゃあ、あの女の人に会えば、何か思いだすかな?



ドアをノックする


「どうぞ」



あれっ?



中には若い男性と年配の男性(電話中)がいた。



あの女の人がいない~



もう辞めてしまったのかな~



ん~じゃあ、知っている人がいないなら、最初から説明しないと…



「あの~聞きたい事があって来たんですけど…」



若い男性に説明し始めると、年配の男性が電話を終えて



「あ~っ〇〇さんじゃないですか?」



えっ?夫の事知ってる?



夫に「知ってる?」と聞くと「なんとなく…」



ちょっと曖昧だが、夫の記憶はあてにならなくても、年配の男性は夫と面識があるのは確実だ。



私が、夫は、若年性アルツハイマーになってしまった事を説明すると、年配の男性は驚いていた。



私達が訪れたのは、障害者就労支援センターだった。



年配の男性が、「ここのパンフレットは〇〇さんにデザインしてもらったんですよ」



えっ!!


初めて知った!!



息子の支援学校の役員やった時、外部向けのパンフレットをデザインした事はあったけれど、



全然知らなかった!!


なんだか妙な縁を感じずにはいられない。



以前、夫がパンフレットをデザインした障害者就労支援センター



息子もお世話になって、今度は夫がお世話になろうとしている…