若年性アルツハイマーは進行が早い。 | ♪口笛ふいて不器用に生きてゆく♪ 夫は若年性アルツハイマー 息子は知的障害 元ニートの日記

♪口笛ふいて不器用に生きてゆく♪ 夫は若年性アルツハイマー 息子は知的障害 元ニートの日記

『愛情』の『あ』だけ無くなって『いじょう(異常)』になってしまった私達夫婦。


離婚寸前で夫が若年性アルツハイマーに…


不器用にしか生きられない 私達、家族再生の日記。


そう言われたのは、認知症の相談会に行った時。


夫の症状は、行きなれた場所なのに、行けなくなってしまったり。


いつもグリーンDAKARAを飲んでいた夫。私がDAKARAの麦茶を買っておいて冷蔵庫にしまっておいたら。夫が飲んでいたので、「私が買ったDAKARAだよ」って言ったら「俺が買ってきた」と言い張っていた。事があった。


金銭管理も出来なくなってきて、今まで銀行振り込みとか夫がやっていたのが、やれなくなってしまった。


物をどこにしまったか解らなくなり。夫と、息子の銀行お届け印を無くしてしまい、本人を連れて、何度も銀行に行く羽目に合いました┐('~`;)┌


息子と連絡とる為に私が契約して、渡した携帯電話も、どこかにやっちゃたし、

息子の障害福祉や会社の手続きも、今まで夫任せだったのが、私の仕事になった。


どんどん私のやる事が増えてきた。去年の夏。


娘が引っ越しした。家族の中で健常者といえるのは、唯一娘だけかもしれない。私は、頭の回転は遅いし、自閉症、躁鬱の気かあるので…


娘が引っ越して大量の荷物を置いて行ったので、片付けに追われる。


娘の荷物を片付け、家具の配置替えをしたため、ぎっくり腰になってしまっていた秋。


兄から父が、アルツハイマーになってしまったと連絡が入る。


両親は離婚していて、父は再婚している。私は父とは色々あって20年位交流がなかった。


腰も痛かったけど、とりあえず、父の様子を見に行く事にした。


久しぶりに会った父は、すっかり、おじいさんになってしまっていた。髪は白髪に、中年太りだった体型も、やつれて細くなってしまっていた。寝不足で、めの下にはくまがあった。


片付けをしている時、私は、父が作ってくれた私の子どもの頃のアルバムを見た。

赤ちゃんの頃から、四歳位の私の写真がレイアウトされて貼ってあり、日付やコメントもきれいな字で記入されている。
公園、動物園、海、河、遊園地、父は私を色んな所に連れていってくれた。家族、親戚、友達も一緒に写っていて。その当時の暮らしも写っているこのアルバムは私にとっては宝物だ。


自分も親なってみて、私は、父親が、当たり前にしてくれた事。子どもには、してあげられなかった…