かなり前、何かの本で読んだことがある話。
出典をご存じの方はお知らせください。
忘れている場面は私の創作で繋ぎました。
昔あるところに仲の良い三つ子の兄弟がおりました。
両親は小さなブドウ園を持っていて貧しいながらも3人を優しく育てました。
3人の名前はわかりやすくイチロー、ジロー、サブローとしましょう。
3人が二十歳になったころ、両親が病気で亡くなりました。
悲しみの中、3人はブドウ園を売って、そのお金を3人で分けて自分の人生に挑戦することにしました。
イチロー「さあ、人生に挑戦だ!」
ジロー「父さん、母さん、見ていてくれ」
サブロー「よし、行くぞ!」
旅立った3人が歩いていくと、道が3本に分かれています。
3人はくじを引いてイチローは右の道、ジローは真ん中の道、サブローは左の道に分かれていきました。
「ここで別れよう」
「元気で!」
「また、会おう!」
右の道を行ったイチローが歩いていくと木が倒れて道を塞いでいました。
その前で困った様子の紳士がいます。
イチロー「どうしたんですか?」
紳士「これじゃ通れない、こまったなぁ}
イチローは笑顔で
「大丈夫、ぼくが木を運びましょう」
イチローは木を引きずって道路の端によせました・
「これで大丈夫でしょう」
紳士は感激しました。
「君はどこへ行くのかね?
良かったら私の家にきて昼食でも一緒に食べないか?」
ちょうどお腹がすいていたイチローは紳士の馬車に乗せてもらい、昼食をごちそうになることになりました。
この紳士と知り合ったことでイチローの人生は大きく変わるのですが、今日はここまで・・・。
つづく
ネコミ、短い話だったのですが、これは時間がかかりそうです。
この時点で出典が分かった人はお知らせください。
画像はAIで作ってみました。