徳格を越えると、非開放地区に入る。
ラサ行きのバスには運が良ければ乗れるが、本数も少ないしまず無理であろう。
一番はここでトラックなど、ラサ行きの車に乗せてもらうこと。
あと、出来ればチャムドは通らずに行きたい。
ガイドブックにも書いてあったが、チャムドは公安が非常に熱心な町らしく、通った人もヤバイとのことだったので・・。
そんな時にメシ屋にいたラマ。
明後日、ラサに行くらしい。
「二人で1500元でどうだ?」
1500元!?
高いのか安いのか全くわからん!!
一人750元。・・・一人1万ちょいくらいか??
悩んだが結局やめた。
周りのチベタンがバスで行けば?とか言うし。
とりあえず江達(ジョムダ、非開放地区)までのバスはこの町から出てるらしいので、チケット屋に行って買えなかったらその時考えるか・・。みたいなかんじになってきた。
そんな時、冬梅ちゃんという女の子が色々親身になって教えてくれた。
「バスのチケットは、あそこで売ってるよー」とかね。
JS「公安おっかねーよ・・」
冬梅「公安に遭ってしまったらトイプチーて言えばいいんだよ!」トイプチーて「ごめんなさい」の意味。。
・・・・はぁ・・。見つかったら、罰金払って開放地区まで戻されるのだ。ごめんで済むかっつーの。
はぁ・・・。おっかねーよ。
毎日運行だと思っていた江達行きのバスは実は隔日運行で、もう1泊することになるが、決戦の朝、当たり前のようにあっさりチケットが取れてしまったのだ。
江達行き決定ーーーー☆
ここまでは良かった。
ちょっと直りかけの風邪がぶりかえしてきてはいたけれど。