映画シンゴジラを見てみた感想 | ゲームレビュー屋キャッツアイ

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口コミでじわじわ人気を集めているということでシンゴジラを見てきました。

 

まず思ったのは使われてる音楽は過去のゴジラを彷彿とさせるものの、

 

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話の展開とか、全然今までと違ってて

 

やたら難解な話になってることアセアセ

 

ゴジラが暴れるシーンよりもゴジラをどうやって倒すか

 

作戦会議シーンのほうが長いです。

 

あの兵器はどうだ?これはどうだ?

 

攻撃許可を得るためにはどこどこの省庁の許可がいる

 

とかなんとか

 

しかも喋ってる役人たちの肩書がやったら長い!

 

字幕で解説されるものの

巨大不明生物統合対策本部副本部長とか

 

環境省自然環境局野生生物課長補佐とか

 

理解する前に次のシーンに行っちゃうので付いていくだけで大変びっくり
 

あとは、東日本大震災を彷彿とさせるようなことが織り交ぜられてますね。

 

例えば

津波で街がなぎ倒されてくようなシーンとか

(のぼうの城の時はカットされたようなシーンも思い切り入ってます)

 

放射能汚染、

 

避難指示

(このときのセリフが「避難というのは生活の全てを捨てさせることだからいやなんだよな」)

 

原発に水をふりかけるのに使ったような放水車とか

 

ひょっとしてこの映画って東日本大震災とその対応であたふたした政府への皮肉も込められてたり?

 

全体としては見る人を選ぶ作品かなと。

 

緊急事態が起きた時、役所って中でどんなことやってるの?

管理統制のあり方とか、

この場面どう解釈すればいいの?

みたいなことであれこれ議論したい人には向いてますけど

 

そうではない、もっとわかりやすいものを期待してる人には向いてないと思いました。

 

ちなみに思わずププッとなってしまったのは

 

石原さとみがアメリカ生まれの日系人を演じるために

 

わざとらしい英語イントネーションを取り入れていたところだったり。

 

ゴジラのこと「ガッズィラ」とか言ってたし笑

 

これのおかげで何とか最後まで見られましたあせる