映画 ミッション８ミニッツの感想

ミッション８ミニッツというツタヤで準新作扱いされている映画を見てみたので感想を。

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パッケージの裏の解説を全く読まずにいきなり見たほうが多分楽しめると思う。

ようは８分間でことを成し遂げるという物。

Amazonの評価はかなり高いけど

自分はそれほどでもなかったかな。

設定に無理があると思ったので。

ビデオだってまきもどしはできるけど

写っている誰かに話しかけたり

違う展開にもっていったりすることはできないでしょ？

本人がそこに居たときに

話しかけなかった人に話しかけたり

とった行動と違うことをなぜ行えるのか？

その解説がもうちょっとあればよかったかなと。
（追記！
バレになってしまうのでずっと下の方に書いておく　映画を最後まで見てから読んでほしい）


ちなみにこの映画の監督は付きに囚われた男と同じ人だったということを後から知った。

どっちかというと月囚のほうがよくできてる映画だと思うよ。

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以下追記

あちこちの解説サイトを読んでやっと分かった。

この映画で描かれているのは単に過去の世界を再現するという話ではないのだ。

単に過去を再現しただけだと

憑依する教師の脳に記憶として残っていないことをなぜできるのか？辻褄が合わなくなる。
（教師が列車の中で実際には話しかけなかった誰かに話しかけたり、
行わなかった行動を新たに行った時にどうなるのかはプログラムによる単なる予測に過ぎなくなってしまうはず。犯人が次に何処でテロ事件を起こすのかも予測に過ぎなくなってしまう。予測が確実に当たるようなすごいプログラムだとは考えにくい）


実際に行われているのは教師が死ぬ８分前の並列世界にその都度転送されているということ。

開始されるポイントがいつも同じというだけで

そっくりな全く別の世界なのだ。

別の世界だから毎回違う行動をしてもちゃんと成立する。

そういう風に考えれば辻褄が合う！

単純そうに見えて実はかなり深い内容なんだなと感心させられた。