【旅日記】別府でビバノンノン
ふふ…また更新が滞っておるよ!
相変わらずマイペースな猫目ですが
たまに思い出してください…!
土曜日、仕事帰りに特急ソニック(JR九州)に飛び乗り、犬目の家へ。
ソニックは博多から北九州、大分を通って宮崎まで走る特急で、
振り子式っていう仕組みを利用している電車です。
(※猫目は鉄道マニアではありません。ただ好きなだけ。)
振り子式っていうのは、カーブを曲がるときに車体を斜めにして
遠心力を利用して走るものらしい。
つまり、くねくねカーブが続くとけっこう横に揺れます。
私はあまり乗り物酔いしないんですが、
弱い人はちょっと酔っちゃうかも。
車内のトイレに行くまでが一苦労で、
中に入ったとたん揺れがきてよく壁にぶつかったりします。
同じタイミングで隣の男子トイレでも
壁に体当たりする音が聞こえたりして面白いけど。
ソニックでトイレに行きたくなったら、
我慢せずに早めに行っときましょう!
我慢しすぎると、揺れが来たとき大変な予感(笑)
犬目の車に乗り込むと
「はい、猫目ちゃんにあげる」
「何これ」
「食パン♪」
「食パン…?」
(もしや晩御飯をこれでしのげと?)
「ホントはロールパンを探したんだけど」
「パン…」
(とにかくこの腹ペコな夜をパンでしのげと!)
腹ペコで殺気立つ猫目。
(買ってきてくれた善意をガン無視)
…で、家に着いたら犬目がコーンクリームシチュー作ってくれてました。
疑って悪かった。
で、綺麗にたいらげ就寝。
翌日は犬目が仕事だったので、くっついて大分市内へ。
閉店が決まった大分パルコでひとりあそび。
大分いいな、休みの日に人が少ない。(!)
午後は仕事が終わった犬目とお昼ごはん。
田ノ浦ビーチの駐車場にて。
風が冷たくて結構寒かったので、ちょろっと別府へ行くことに。
大分市と別府市って、かなり離れてるイメージですが
実際の距離は隣町ぐらいの勢いです。
海たまごと高崎山をスルーして、
立ち寄りの貸切風呂「桜湯」 へ。
50分2,000円くらいからと、ちょっと高めだけど
清潔でお洒落な感じなので、カップルにオススメです。
今回は「真桜の湯」というお湯。50分2,500円。
受付でもらったコインを入れると、
源泉かけ流しで40分間お湯が出続ける仕組み。
こんな感じでじゃじゃーっと。
ちなみに檜と岩の組み合わせ風呂。
湯の入れ方は日田の琴ひら温泉
と同じだけど、
こちらは自分で風呂桶に栓をする手間がありません。
コイン入れるだけ。
そしてお湯の温度も熱すぎず、(琴ひら温泉はリアル熱湯)
温度調節用の水レバーの位置もわかりやすい。
さらにここのいいところは、浴槽・洗い場ともに広いことと、
窓が無くて完全に半露天になってるとこ。
特にちょっと寒いくらいの日にいくと
顔は冷やされてのぼせず、体は温かくていい感じ。
まあ、猫目は竹瓦温泉
とかに風情を感じますが!
繁華街のど真ん中にある、昔ながらの銭湯。
入浴料は100円だし。
※男湯。画像は借り物です。
ちなみに浴衣を着て砂をざっしゅざっしゅかけられる
砂湯もあり。1,000円。
最近「世界の変な入浴法」にもランクインしてたな、砂湯。
別府にいらっしゃる方はぜひどちらも試してみてください。
九州にいるとそこらへんに温泉ばっかりなのはいいよね。
【台北旅日記③】ホテル→ダイナスティエステ→淡水
久々更新!
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両替とお土産購入(早すぎ)を終え、ホテル(密都飯店) に到着。
しかしどうみてもアレだ。
ラ○ホだな!
それもそのはず、ホテルの裏側には
休憩○時間 ××元、って看板が立ってました。
台湾の格安ツアーには普通のことらしく、ビジネス利用もあるそう。
私たちは二人とも
「宿は体を伸ばして寝られればいい」
くらいにしか思ってなかったので、特に不満も無かったです。
フロントの人の愛想も良かったし。
で、このあたりから猫目。
超・頭痛。
毎月ホルモンバランスの関係か、体調が悪くなるんですが
どうもバッチリこの日に当たった模様。
さらに気圧変化にも弱いのか、飛行機の中から予兆があった。
(ドイツ行ったときも超グロッキーやったしな・・・)
ガイドさん「これからフリープランですけどどうします?」
猫目「・・・マッサージ行きたいです。」
犬目「ええー!到着早々ー!」
猫目「せからしーやん!肩こっとるったい!!」
ガイドさん「じゃあお迎え呼びますね~」
と。
しばらくして、エステサロンから迎えの車到着。
ガイドさん「あ、来ました~。ここホントおすすめなんです!」
そうだね。
車体に思いっきり
バカ殿が描かれてる時点で
猫目のツボをグイグイ突いてくるあたり
新手のマッサージだな!!
怪しさ満点の車で、向かった先は
MRT雙連駅近くのエステサロン「ダイナスティ」。
既にこのとき猫目はグロッキーで
写真が無いのが至極残念なんですが
入口に志村けんの等身大パネル!
パジャマがバカ殿柄!
エステティシャン(おばちゃん)の制服も
バカ殿柄!
田舎のラ○ホ風内装!
という、なんともB級(C級かもしれん)好きの心をくすぐる
ネタ的に美味しすぎる空間でした。
かなりカタコトながら日本語も話してくれるので
ヘンなスポット好きの方、台北に行く機会があれば是非!
●豪門世家理容名店(ダイナスティ)
http://www.dynasty-barber-shop.com.tw/jp/index.html
(ホームページ見ると制服ちがうけど、
右下の車の写真、小さくバカ殿が見える!)
その後、ガイドさんと別れ、
エステサロンの車で最寄の駅まで送ってもらう。
ドライバーさんもなんとかコミュニケーションをとろうと
話しかけてくれるのが何か嬉しかった。
MRT雙連の前でタピオカミルクティーを買い、
その場で飲み干し(MRTは日本と違って飲食禁止で携帯OK)
MRT淡水線の終点、「淡水」へ。
海沿いで夕陽が綺麗なデートスポットらしいんですが、
見事に曇ってた!!
まあ全然かまわんけど。
夕陽とかみたところで体調不良で楽しめた気がせん。
しばらく風にあたりながら海沿いを散歩。
イカ焼きやら魚のすり身スープやら食べる犬目と、
どんどん気分が悪くなってひたすら黙る猫目。
繁華街チックなところを抜けて駅に戻る途中
猫目「ごめん・・・ちょっと・・・座らせて!」
犬目「ええー!猫目ちゃんまさかの体調不良ー!?」
犬目は、猫目が何かしらの理由で
機嫌が悪いと思っていたらしい。(日常茶飯事)
犬目「もー、ちゃんと言うんだよ~」
猫目「いや正直スマンかった」
休んだ場所は、福佑宮 というお寺。
ここが日本と違ってめちゃくちゃ煌びやか。
お寺の名前が書かれるような看板がネオン板。
祭壇の横の明かりが、蛍光灯が束になって刺さってる。
媽姐(船や航海の神様、長崎や横浜の中華街でも祀られてる)様がいて
犬目と付き合い始めたころに長崎でお参りしたことを思い出して
なんだかご縁を感じるも、いかんせん体調不良。
オイコラ病人に対して明るすぎやろ!!と全力で突っ込みたいけど
その気力も無く、燃え尽きたジョーのように休息。
しばらくしてヨロヨロとMRTでホテルに戻って、
即ベッドに倒れこむ。
猫目「もうダメやん・・・」
犬目「猫目ちゃん死なないで~」
グッタリする私をかいがいしく世話してくれる犬目。
(なんか書きながら本当に申し訳ない)
犬目の持ってきた頭痛薬を飲み、
犬目がコンビニで買ってきたウィダーinゼリーを飲み、
犬目をほったらかしてそのまま就寝。
波乱の台湾旅行1日目の夜は、
猫目のダメっぷりをさらしあげて更けていった・・・
続く。
~後日談~
犬目、全く中国語が出来ないんですが、
猫目が寝ている間に、お風呂のお湯がでなかったらしく
必死でフロントに説明して修理してもらっていました。
ウィダーも普通にジュルジュル飲んでたけど、
コンビニで買うのも大変だったろうな・・・
帰国後、「ホント大変だったよー!なんか強くなった!」
と笑って話す犬目に、頭があがりません・・・。
【台北旅日記②】空港→両替→ホテル
世界のヘイポー似のガイドさんに気付かず素通りし、
追いかけられてつかまえられ、迎えのバスへ。
今回はホテルと航空チケットだけの格安ツアーだったんですが、
初日と最終日のホテル~空港間の送迎付き。ラク!
ウェルカムドリンクと称して、まずはお茶の卸問屋さんで両替。
もうドアが開いた瞬間からB級の匂いがぷんぷん。
田舎の商店街っぽい、無駄にスペースのある問屋さん。
いいね、私こういうの好きよ!!(by魔女の宅急便)
そこでカウンターに案内されると、
おそらく年配の日本人ツアーを相手にしてきたのであろう
50代くらいのおばちゃんが次々に烏龍茶を入れてくれる。
なんでそうわかるかというと、
説明の中身が高血圧のひとコレ飲むといい、
内臓脂肪とれる、ガン予防、とか
みの○んた系の内容ばかりだったため。
「コレ、高山烏龍茶ネー」
「ツギ、凍頂烏龍茶~」
「東方美人茶~、美人ニナルネー」
「ジャスミン茶~」
次から次に出される。
それとともに高まる尿意。
「ソシテイチバン人気アル、痩セルオ茶、プーアルチャー」
出てきたのは、何か円盤みたいな、固形のプーアル茶。
土に埋めて発酵させて、100℃のお湯で入れるらしい。
味はまあ、深みがあって美味しい。気がする。
「ごちそうさまでした、謝謝!」
・・・と、絶対ここで終わるはずが無い。
安いツアーというものは必ずこういうところでのマージンがある。
「コレ3000円、デモコレトコレ・・・セットデ5000円!」
「ソシテコレオ土産配ルノニオマケスル!ドウ!」
ほらきたー!
だが猫目、財布の紐は超堅い。
どうしても欲しいものでないと自分では買わない。
(逆に欲しいもの、財産になるものは大枚はたいて買う→楽器とか)
しかも基本的に土産屋=ぼっ○くりと警戒しているので
「プーヤオ(不要)、いらない~!大丈夫~!」
笑顔でごまかせ日本の若者!お金持ってナイヨ!演技。
しかしここで、ガイドさんのオススメ情報。
ここのプーアル茶は15年物。
横浜の中華街では7年物がほとんどでしかも高い、とのこと。
どうもプーアル茶の場合は古ければ古いほどいいらしい。
で、台湾のお茶は日本より4割安い、と。
どう考えてもお買い得、だと。
すると、20㎝くらいのお茶円盤を手にし、
「じゃあこれください」
と、その怪しい円盤を購入する犬目。(ええー!)
お 前 は バ カ か ?
だって円で話しよる時点で商売慣れしすぎやろ!
ボられるって!!
・・・と笑顔のままカウンターの下で犬目にエルボーしまくる猫目。
「いいよー、飲んでみようよ、これも勉強だよ~」
「犬目、おのれは私の話聞いとったんか?」
「猫目ちゃんが痩せるなら安いもんだよ~」
チッ、リッチマンはこれだからムカツクぜ!!
といいつつ。
猫目も購入。(えええええー!!)
しかし、自宅用と祖母用に、小さいもの(8㎝くらいの円盤)を2つ。
犬目みたいなデカイ冒険はしない派です。
まあ、でも本当に痩せるのなら
騙されてみてプラシーボ効果に期待するか、と
ヘンな納得をしてみたゆえです。
ほら、肉を切らせて骨を断つ的な!(言い訳はそれだけか)
初日にして手にした高価なお土産を手に、ホテルへ。
(続きます~)