最後のジェダイ、わざわざ仕事を休みにしてまで見た。
凄かった。面白かった。3回泣いた。目がドライアイになって帰りの運転で3回ぐらい道間違えた。
映画の感想など、140文字でまとめろと思う俺もいるのですが。
ツイッターでネタバレを伏せたツイートを探してみると、どうやら満点大絶賛ではないという意見が多い気がしたんです。
なかでも「ルーカスのスターウォーズは死んだ」とか「ディズニーの金儲けのスターウォーズ」とか結構大人の事情を絡めた意見もございました。
まあ、みんながみんな同じ意見だったら面白くないし、それこそバランスというのが大事で、次のステップに行くためにはどちらも必要であると思います。なのでその人たちの意見を否定したい意図は全くございませんが。
スポンサーがらみの否意見は主語がでかすぎて作品が必要以上に価値を落とされているのではないかと思ったのです。
そういう意見に対抗してよいことを言いたいけど、「最高でした!」という無粋なブラスターのような言葉ではイオン魚雷並みのスポンサーがらみの否定感想には太刀打ちできないと思ったのです。
しかし、スポンサーがらみの賛意見を考えても、結果的にルーカスを貶めてしまうような言葉しか出てこなかったし、やはりきちんと本編に触れてネタバレ全開ですっげーよかったっていう方法をとりたいと考えました。
そういう大義名分で自己満足感想を書いていきたいと思います。
まず初めのシーン。
いきなり宇宙艦隊バトルとか最高かよ!
ローグ・ワンをこの間見て、やっぱり、宇宙艦隊バトルこそスターウォーズの見どころだなと実感したので、いきなり見れてすげえええええ!
オチに使われがちな宇宙バトルシーンをはじめに持ってくることによって、うまくドラマを作るきっかけになっているのは新しくてフレッシュだったね。
レイがルークに会うシーン。
まーたジェダイが引きこもってアルツハイマーみたいになってるよって思ったが、少し事情は異なるようだ。
ルークにはEP5のヨーダみたいな役割が与えられるのかな、と思ったけど、違う点が多い気がした。
なかなかレイに修行しないし。
修行するぞって思ったきっかけが、EP4のあの映像を流すっていうのは本当にR2がずるい。俺も泣いた。(でもR2君出番そこだけだったね)
レイは自分の両親はだれなのか、ということを知るために、とりあえずフォースについて学ぶっていうのはしっくりした。
スカイウォーカー親子はフォースが強いとか銀河にバランスをもたらすとか義務的に学ばされていたけど、自分で意欲的にジェダイになろうとするのは、大学生っぽくて現代人っぽいマインドでよかった。
反乱軍戦艦のシーン。
フォースの覚醒では、ポーの印象はフィンのいいバディっていう印象で強い反乱軍モブの一人だとしか思わなかったけど、今作は無鉄砲から失敗して、上の人に怒られて成長する主人公の一人になったと思う。逆にフィンは少し印象は薄くなった気がしたけど、見どころが皆無ではなかった。
ローズは・・・うん、いいキャラだね。フィンの新しいバディとしてうまく機能してた。
(ポスターで見たときだれだこのオバサン!って思ったし、映画みても
”小学校の時愛嬌があるから一定のポジションに位置するけどあんまりかわいくないから男子から相手にされないタイプの女子”
を思い出したけど、それは僕の経験をもとにしたなにかだし、映画としてのデメリットでは決してないはずだ。)
一番語りたいのはカイロ・レン君(ベン・ソロ君)
このキャラが最高だった。
フォースの覚醒は親父と一緒に見に行ったんだけど、父親になったハンソロが殺されたシーンを俺の親父はどう感じたのだろうか、というところから、何気に感情移入ができたキャラクターでした。
おかげでEP5見直したら父親と母親がイチャイチャしてるように見えてすこしウエって感じてしまった。(嫌いにはなってないけど)
両親も仲が悪くてお互い別々のことしてるし、そりゃーぐれるわ、程度にしか思っていなかったのだけど、暗黒面に落ちる予測をしたルークに寝首をかかれそうになったという事実が今回わかった。これは衝撃でした。
そうなると、もう暗黒面に足を踏み入れざるを得ないし、両親も助けてくれない。やっと助けに来た時にはもう、ダメ。とりあえず、ポジションブレブレな状態でファースト・オーダーに入らざるを得なかった。そりゃあ光の誘惑、光堕ちという謎パワーおもしろワードにも納得できますわ。
ルークもいつまでもヒーローではいられなかったのだ。ヨーダやオビワンのポジションとは決定的に違う点であった。
終盤。
レンがスノークを倒すシーン。
一番期待してみたいと思ったシーンでした。
どうしても、フォースの覚醒ではベイダーのポジションを考えてしまったのだけど、レンがベイダーに対して冷徹に悪に徹する暗黒面のお手本のような人物だったという彼がベイダーに抱いた間違ったイメージを、僕らも彼に抱いてしまっていたのだろう。
レイを殺せと言われて、結局自分は利用されていた。助けに来てくれたレイのことを理解したい、友達になりたいと思って、結局スノークを倒すことに決めた。あの二人のバトルシーンは、テンションとアクションがMAXマッチしていて、激高して泣いた。
しかし、レイと共闘しても両親への恥ずかしさ、ルークへの恨み、レジスタンスに今までしてきたことを考えると、ファースト・オーダーに残らざるを得なかったのだろう。
ルークが最後に戦いを挑むシーン。
どうしても、ルークはベンとけじめをつけないといけなかったはずだ。レンの憎悪を何とかしないと次には進めない。
しかし、ただ戦うだけでは、まるでEP4のオビワンとベイダーでしかない。そこでフォースの体になって戦うというのは、若干卑怯っぽくは見えるけど、レジスタンスを逃がすということもあり、悪くなかった。レイに希望を託して、遠い世界に旅立ってしまった。このシーンで泣いた。ベンはなんとも言えないもやもやを抱えることになるけど、この感情をどう昇華させてEP9でファースト・オーダーを操るか期待です。
最後のジェダイ。
最終的にジェダイという文化を終焉させてたルークこそ、最後のジェダイの一人であった。
僕らはジェダイというものに多くを学び、勇気をもらった。
でも、今、ジェダイとかシスだとか、暗黒面とかそういうものにすがっている場合ではない。自分の問題はそのようなかび臭いものでは解決できないのだ。
このようなメッセージは、現代社会に生きる僕に対して新しい勇気をもらった気がする。
僕は、ジェダイやシスが戦っていたプリクエル、オリジナル時代を高度成長期時代とリンクさせた。
当時の戦いは否定できず、必要である戦いであった。
でも、現状はどうだろう。
シークエル時代の銀河系はいまだにファースト・オーダーとレジスタンスが戦っていて、今後の銀河の未来が、わからない。
日本の現代は、少子高齢化が加速し、今後の日本に未来があるのかどうか、わからない。
スターウォーズの住人はとりあえず、レジスタンスやファースト・オーダーに所属したけれども、自分の課題をうまく処理できず、自分のスタンスがわからない。そんな中で未来に進まなければならない。
現代の日本の住人である自分も、とりあえず大学を卒業して就職して会社に所属したけれども、結局自分のスタンスに迷いながら、未来に進まなければならない。
このような問題は、ジェダイが来ても解決してくれない。でも、いつもどこかにあるエネルギーであるフォースを感じ、信じ、今後につなげていく。
そういうメッセージを感じた作品でした。今までのスターウォーズで一番好きです。
つたなくまとまりがない文章でしたが、ネットの海に流して、よかったぞーーーーーーって叫ぶことをさせていただきました。