窓辺で寛ぐ夏子
こんな風に、打ち捨てられたように横になっている姿が好きです。
体が柔らかい猫は、まん丸になっても眠れるし、
手足を折りたたんで小さな塊になっている時もある。
でもこうして手足を投げ出して、
パタっと倒れたように眠っている姿に、たまらなく和むんです。
そっと近づいて、カメラを向けるとすぐに目を覚ましてしまいます。
わずかな気配にも敏感です。
やはり野生は失ってはいないようです。
ぼんやり過ごす昼下がり、
無言でただ、
同じ空間で、同じ時間を過ごす女二人
お前は案外モノクロームの世界観似合うねぇ