先々週、山の中の廃校をリノベした、宿泊施設にモニター価格で泊まってきました。
朝ごはん付きの宿泊プランで、部屋もカップル、家族、お一人様向けに何種類かあります。
夜は囲炉裏で地元の野菜や肉を焼いて食べられるということで、
そちらは別料金で、基本コースにしました。
高いコースは基本のコースに何品か品数が増えるだけだったので、
食が太くない中高年、下手に奮発して全部食べられない、なんてことが、かつて何度かあったもので( ̄▽ ̄;)
お洒落というんでしょうか、機能的というんでしょうか、
無駄のない作りで、すっきりコンパクト、シンプルなお部屋。
部屋の外はこんな感じで、病院みたいって言ったら、
相方が「俺は嫌いじゃない」と言ったのには驚き(笑)
何事にも関心がないいつもの様子からは想像できない言葉だったもので。
未来の建物のように見えないこともない?
ちなみにルームウエアはデニムっぽい感じ。
この施設の造りやコンセプトとか、難しいことはおいといて、
問題はテレビがないことよ〜(笑)
山の中の宿泊施設、食事処以外何もないこの施設で、夜何したらいいの?
帰ろうと思えば1時間足らずで家まで帰れるんだし、
モニター価格でないなら、泊まりには来ないと思うけど、
テレビや携帯や、俗世間と繋がるアイテムは全て放棄して、
自分をゆっくり見つめたい…という旅でもない中高年夫婦の気まぐれな宿泊に、
テレビも音楽もない、シーーーーーーンという音が聞こえてきそうな部屋で、
二人で何を語るわけ?
今日はあれがあるな、といつも見ているドラマのことを言っていた相方。
夜はテレビでも見てゆっくりしようと思っていたんですよね。
何か映画あったらそれ見てもいいし、なんてね。
フロントに問い合わせると、自分でパソコンなどを持ち込んで、
プライムビデオでも見てくれというコンセプトらしい(笑)
そのために部屋にはWi-Fiがどうのこうのって、今時Wi-Fiないホテルの方が珍しいと思うけど。
どういう人がわざわざパソコン持って旅行するのかなぁ?
しかもそういうのは予約時にわかるようにしてくれてないと、そのまんま手ぶらで行っちゃうじゃん。
あまりにも退屈でする事がないので、スマホの画面でプライムビデオを見ましたよ( ̄◇ ̄;)
ちっちゃい画面で、見づらいったら。
のび太のような素早さで寝入っている相方に、軽い憎しみを覚えながら
こういうスタイルは都会の人向けなのかしらね。
アンケートには、非難ではなく、正直な感想を書いておきました。
一つの観光コンテンツとして、これが客を呼び込む目玉になるなら、地域活性としては良い事だしね。
いい具合に、地元民にも観光客にも愛されるなら、それが一番いいですから。
長くなるのですが、食事もご紹介しておきますね。
前菜
焼き野菜
地鶏の炭火焼
牛サイコロステーキ
さわらの幽庵焼き
シメのジャコ飯は土鍋炊き
イチゴのシャーベット
地酒と地ビールがおすすめ
朝ごはん
卵がけごはん
安くプチ旅行したと思えば、まぁ面白かったかな。
部屋からの景観
まるで若者のような旅行支度