姉の窃盗事件が発覚した日① | 猫又家の駐在さんは次女 (ameblo.jp)
姉の窃盗事件が発覚した日➁ | 猫又家の駐在さんは次女 (ameblo.jp)
姉の窃盗事件が発覚した日③ | 猫又家の駐在さんは次女 (ameblo.jp)
姉の窃盗事件が発覚した日④ | 猫又家の駐在さんは次女 (ameblo.jp)
登場人物
◆猫又みかん…長女。管理職。
手帳持ち。自閉症スペクトラム障害
(ADHD傾向・アスペルガー傾向顕著)
自己愛性パーソナリティー障害
境界例。
◇猫又まか…次女。漫画家。
手帳持ち。自閉症スペクトラム障害
(ADHD傾向)、LD(計算)
猫又家駐在さん。
◇猫又つび…三女。在宅勤務。
手帳持ち(身体)、自閉症スペクトラム障害
(アスペルガー傾向顕著)
強迫性障害。
☆詳細は本家ブログ「猫又三姉妹」
会社の備品をパクっていたという姉。しかし…
会社の備品(文房具)を持って帰って
自分用にしていたという姉、みかん。
しかし…発言が支離滅裂なうえ
お話が「以前盗んで、玄関に置いていた」
となって二転三転するうえ
軌道が大幅にズレていました。
姉の窃盗事件が発覚した日① | 猫又家の駐在さんは次女 (ameblo.jp)
↑で問題になったのは、みかんが持っていた
謎の白いビニールなのです。
この白いビニールの正体を聞いているのに
姉から出てくるのは何を盗んだのか、という話。
みかんは気づいていないのです。
私達妹からの質問が
姉を頭上から観察していたからこそ出たものだ
ということに…。
「白いビニールも、100均にないペンも
鞄にもどこにも入ってないんだけど?」
「ああ…あれね。あれはね…」
「いつまでこのくだらない話聞かされんねん。
自分の罪を認めろや」
「罪?罪ってなんの…」
「往生際悪っ」
「白いビニールはどこいったん?」
「…」
「…あれはね、会社にもほら
この家と同じビニールがあって」
いやまだ不自然な嘘続けるんかいっ
逃れられると思ってるんだろうなぁ…
どこまでバレてるかわからんし、
バレてないところはバレないままに
するために(自分を守るために)
必死で嘘の上塗りをする
自己愛の特徴ですよ…。
「会社に同じ白いビニールがある」
「うん」
「そのビニールを使って文房具をパクり
家に持って帰って下駄箱や鞄に入れた」
「うんうん」
「カッターは鞄の中にあるんだよね?」
「そうやねー」
「100均で売ってない文房具を会社から
盗んで下駄箱に入れた」
「そうやねん」
「カッターはいつ盗んで鞄に入れたん?」
「えーいつやったかな、最近やと思うけど」
「今日?昨日?」
「えー、もっと前」
「じゃあ今日は何を盗んだん?」
「カッターを…」
「は?」
「え?」
「白いビニールを使って、文房具を盗んだって言ってたよね?」
「そうやけど」
「カッターは今日盗んで」
「?」
「だから、白いビニールに入った今日盗んだカッター
どこにあんねん」
「鞄の中の…どこやったかな」
「むきだしのカッターはあるけどな」
「そうそれは前から入れてて」
「もう嘘やめてくれへん?時間ばっかかかるわ」
「まかちゃん、みかんの荷物も服も全部調べた上で
この話してんねん」
「いつまでしらばっくれるつもりやねんクソが」
「………」
「………」
「……なんか言えや!!!」
「なぁ、盗んだことも悪いけど
嘘ついて逃げ切ろうとするその姿勢が
一番アカンて話再三しとるよな」
「…うん」
「そうやって嘘に嘘を重ねてくうちに
自分にまで嘘ついて、
現実と嘘の境界が曖昧になって
何が本当か判断つかなくなっていって
頭おかしくなるんやて」
「……」
「ほんで、自分が嘘ついてるから
相手もそうやろって被害妄想になって
相手を信じられなくなって
人間関係破綻して孤独になる」
「……」
「自分がしたことは、回りまわって
必ず自分に返ってくるけど
今のみかん、それ返ってきて平気なん?」
「……(ウルウル)」
泣くんかい。被害者ポジかい。
自己愛の嘘は本当にしつこい。
これでもかなりカットしてます。
つづく