4月16日母にFS大学病院まで来てもらって、H先生から手術の説明を受けました。

“手術に関する説明文および同意書”という冊子を渡されました。


表紙には予定されている手術として、以下の内容が記されていました。


①左側舌部半分切除術(術中迅速組織検査)

②左側肩甲舌骨筋上頸部郭清術

③前腕皮弁による再建術

④皮弁採取部への植皮術(腹部から前腕への採取)

⑤気管切開術


ページをめくるといつのまに撮られたのか私の口の中の写真が掲載されていました。

「汚いなあ。もう少しきれいにしとけばよかった」と思いました。(^▽^;)


以下のような説明を受けました。


・癌の大きさは28mm×30mm。ステージはⅡだけどもうすぐⅢになるところだった。

・癌はまわりに散らばっていることがあるので、10mmから15mm大きめに切りとる。

・多くは1年以内に再発する。

・癌はリンパを伝わって内臓に降りていく。

・リンパへ転移する確率は10~30%。
・CTやエコー検査でリンパ転移を発見できる確率は80%。

・左側オトガイ下リンパに要注意のリンパ3つあり。

・術後は顔面神経の枝損傷により下唇の動きが鈍くなるだろう。

・左手からとった動脈は1本だが、静脈は1本かもしれないし2本かもしれない。

・血管を縫い合わせるのに1本につき1時間ほどかかる。

・血液の流れが悪ければ何度もやり直す。

・生着率は95%。うまくいかなかった場合は腹部から再建する。

・術後1週間、特に48時間が大事。

・出血は500ccほど。治りがいいので輸血したい。

・10日間ほど点滴から栄養を入れる。その後は鼻からチューブへ。

・5~7日ドレーンをつける。血液や浸出液が溜まると感染症を生じるので抗生物質を点滴する。


母はショックを隠し切れないようでしたが、私は前回(7日)ショックを受けたので淡々と聞いていました。


セカンドオピニオンも勧められましたが、そんなものを求める気にはなりませんでした。そんなことしていたら癌がますます大きくなってしまうだろうと思ったので、先生たちを信用するしかありませんでした。

放射線治療もちらっとは考えたのですが、ちょうどつんく♂さんのことがテレビに出ていたので、悪いものは切り取ってほしいと思いました。