手術前夜~手術~ICU | Such is life.「人生ってそんなもんさ!」~卵巣がん闘病生活~

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卵巣がん類内膜線癌Ⅱb。経過観察に入りました。
これからどうなるのか…不安でいっぱいのひよっこですが、
ゆっくりボチボチ卵巣がんの闘病記つけようと思います(^-^)

キラキラ★手術前夜

 

入院してからこの日まで、現在の状態について

先生からゆっくり?ちゃんと?説明を受けた事がなかった。

検査→結果→様子見の繰り返しで。

 

いよいよ明日が手術日ということで

夜、旦那と一緒に主治医の説明を2時間かけて

聞きました。

 

色々細かく説明して頂いたけど、

結局は「開けてみないとわからない。」と。

画像や血液検査の予想では、

おそらく卵巣がんステージⅢだろうと。。

 

空けてみての手術時間が

2時間ならステージⅠ もしくは 

もう末期すぎて何も手をつけられない状態。

4時間ならステージⅡ

6時間以上ならステージⅢ・・・

 

さっと簡単に言うと、こんな感じ。

要はかかった時間で、だいたいどんな手術だったかは

想像がついてしまう、ということ。

 

輸血の説明や麻酔や後遺症など怖い話もたくさん聞いたけど、

母や息子の手術の時にも手術前の説明は毎回

こういう話があるのも知っていたので、だいたいは想定内。

 

もう今更ジタバタしてもどうもできないので、

全てを受け入れ、お任せするしかないショボーン

 

何枚かの書類にサインをして提出。

この時、もう22時過ぎ。

翌日も朝早いので、旦那は帰宅。

私は下剤と格闘する夜であまり眠れずえー

 

窓から見える夜景にほんの少しの希望と癒しと

大きな不安や絶望感の混ざった複雑な夜。。。ゲッソリ

 

★手術へ

 

朝から浣腸。最終確認。

旦那と義母が到着。

手術着に着替え、バイタルチェック。

バタバタしているうちに時間は過ぎていく。

 

いよいよ車椅子で手術室へ出発。

緊張してきたゲロー

手術室は病棟とは違う、隣の新しい建物。

朝、8時半。

手術室前で旦那と義母と別れ、手術室へ。

 

手術室に入る前には広い空間?があって

これまたびっくりで、手術室がいくつもある。

オペ室1・オペ室2・・・みたいな。

私と同じようにこれからオペのグループが

あちこちにいて入室確認していた。

まるで工場のよう・・・キョロキョロ

 

手術室に入り、手術台に横になり、

周りでは準備が着々と進んでいる。

私にも色々な装置がつけられ、注射もされ、

マスクを当てられ、いよいよ麻酔か??

なんて思っていたのもつかの間、

速攻落ちてしまった・・・zzz

 

★ICU

 

気がついたらICUにいた。

身体が全く動かない。

目も開けられない・・・

でも声はなんとなく聞こえる。

隣に旦那と義母がいるのがわかった。

 

「何時?」

朦朧としているけど、なんとか声を振り絞って

聞いてみた。

「4時半・・・」

かなり悪かったのだろうと想像がついた。

そのショックでまた声を出す気力をなくし、

それ以上の会話は出来なかった。

 

時々、ナースや旦那が声をかけてくれるけど、

反応できるのは「うん」か「ううん」と顔を少し動かすだけ。

しばらく居てくれた旦那と義母も帰り、長い夜が始まる。

 

とにかく身体中痛くて、ウトウトするけど、

すぐに目が覚めてしまう。

目が覚めるたびにナースに時間を尋ねる。

12時、2時、4時、6時・・・と2時間ごとに

時間を尋ねていた模様ぼけー

こんなに朝が待ち遠しい夜も初めてかもしれない。

 

ようやく朝になり、意識もだんだんハッキリしてきた。

どうやらこの後、車椅子で病棟に戻るとガーン

この全く身体を動かせない状況で、車椅子??

なんて思ってたけど、10時半頃ホントに

車椅子が用意されたあせるあせる スパルタだ~笑い泣き

起き上がり、車椅子に移るのにも何分かかったことかアセアセ

 

足腰に力は全然入らないし、めまい?だかなんだか

頭もボーっとしているけど、なんとかこうして

一般病棟に戻ってきたのでしたあせるあせる

 

戻ってきたのはナースステーションのすぐ隣の個室。

手術している間に部屋の引越しとのことで、

荷物の移動を旦那がしてくれたらしいニヤリ

 

ベッドに移り、ようやく落ち着けた~~笑い泣き