今日、病院へ行って来ました。

先生からの説明は「小脳への転移」

うんうん…涙↓↓

「本当なら、今月第3週に肝臓を切る予定でした。めったに脳へ飛ぶ事はないんですが。PETをすると全身を撮すので見つかりました」と先生の説明。

いつもは強気の先生が、少し申し訳なさそうに言うので

「PETをやったからわかったという事は、運が良かったという事ですね」と尋ねると

「そうですね。普通は何か症状が出て気付くので。脳外に予約が入れてあります。この大きさなら大丈夫だと思いますので、脳外の先生とよく相談して下さい。肝臓より、こちらを先に片付けましょう
と、いつもよりちょっと親切照れ

脳外へ行くと、そりゃぁまぁ優しそうな先生にへ

先生の自己紹介から始まり、MRIを見ながら
「小脳にできていますね。うぅ~ん…大丈夫、1つだけですね。大きさは2センチぐらいかな」と…

私がメモを取っているのに気付き
「しっかりわかった方がいいねえ。22×15ってとこだね。浮腫も足すと4センチぐらいになっちゃうねぇ」

終始、まったりとした話し方…
そして本題に…

「治療としては手術で取って放射線をやるのが一番確実かな。ただ手術をすると体力が落ちるからねぇ…肝臓のこともあるし、放射線だけって方法もあるけど、どうしようね」

夫は珍しく
「一番確実な方法でお願いします」と。

結局、その場で夫の主治医に連絡をして、今後の肝臓の手術の予定や、主治医の意向を確認して

「やはり、今回は放射線でいきましょう。1月はOpe室が取れないから、手術となると2月になっちゃうからね。そうなると、肝臓の手術も遅れちゃうから。大丈夫。この大きさなら放射線がよく効くと思うよ」

と言うことで、来週の水曜日に入院して放射線治療を始めます。
5回に分けてやるそうです。

夫は脳転移がわかってから、少し気落ちしています…
時々、発言が弱き…
悲しくなるショボーン

脳外の先生が
「免疫力を上げるにはストレスをためない事…気分転換も大事だよ。誰でも『癌』なんて言われたら色々考えちゃうよね」
って言ってた。
その言葉に、ホッとしたように笑った夫…

それなのに、よりによって今日、TVで「卵巣癌、ステージ4」の事がやってて、ドラマ仕立てなんだけど、医者が言う言葉が
「脳に転移しています。もう、手の施しようがありません」って…

「やめて汗汗

なんで、またそんな番組が流れてるんだろう…

私、言いました。

「良かったねぇ…お父さんは治療法があるんだから」

テレビや、世間話にまで文句も言えないから、こういう番組や芸能人の「壮絶な癌闘病生活」とかやってると、一人、ドキドキしてしまいます…ショボーン