宅建士試験は合否通知のみ届き、点数を知ることができないので、
年末に不動産適正取引推進機構に開示請求をしました。
・請求費用(定額小為替):1,000円(発行料金200円)
・郵送料:110円
・返信封筒用切手代金(簡易書留):660円
合計:1,970円 也
通知書に点数表示をするのってそんなにコストかかるのかなぁ
勉強方法についてですが、私の勉強方法は自分の性格や恵まれない地頭に最適化して編み出したものなので、
反面教師にはなってもお手本にはならないと思います。
勉強期間:11か月
勉強時間:約600時間
教材について
・テキスト:なし(買いませんでした)
・過去問集:宅建試験ドットコム
・模試:LEC0円模試(会場受験)
以上です。0円です。
別にテキストなし0円を自慢したいわけではなく、2つ理由があります。
1つはテキストを読むと眠くなってしまうのです。
読書は好きなのにお勉強のテキストは5分と持ちません。
よしんば脂汗流して頑張って読んでも大して頭に残りません。
もう1つの理由は、前年の行政書士試験で民法を散々勉強したからです。
行政書士で合格圏まで民法を勉強をすれば、
「借地借家法」「区分所有法」「不動産登記法」
の補完で<権利関係>の勉強は大体片付きます。
そうなるとテキストはいらないかなという次第です(眠くなるし)。
基本的な勉強法は宅建試験ドットコムの過去問道場(四肢択一)と、
一問一答道場で、解答→解説を読み込む、の繰り返しです。
試験まで四肢択一を6509問、一問一答を10951問解きました。
最初はチンプンカンプンでもお構いなしに進めます。
解答→解説読み込み、を繰り返すうちに段々わかるようになってきます。
それでも複数回誤答する問題を抽出したうえでさらに周回をします。
2024年度の試験では
「もう過去問周回は通用しない」
という声を結構耳にしましたが、
今のところ過去問周回は十分通用する試験という印象です。
もっとも、自分でもよくわかっているのですが、
この方法(過去問周回)はあまり効率的ではありません。
プロの講師のには過去問周しについて眉をひそめるかたもいます。
ただ私にとってこの方法は、効率性を犠牲にしても得られる大きなメリットがあるのです。
それは継続性です。
テキスト精読は5分と持ちませんが、
PCやスマホで過去問道場なら1日中でも平気でできます。
実際に直前期は苦手な「税法」だけを1日1000問以上解いていたものです。
たぶんADHDなんだろうと思うのですが、
試験勉強において効率性はもちろん大事です。
でもボーダー線上に多くの猛者が連なる試験で頭一つ抜けるためには、
執拗に勉強を継続する持続性が大事です。
独学の強みは自分の特性に合わせた勉強法をカスタマイズできる点にあります。
たぶんADHDなんだろうと思うのですが、
自分の強みと弱みを一番よく知っているのは自分ですし、
独学なのだから常識に囚われる必要もありません。
非効率的であっても、結局試験は合格(うか)れば正義なのですから。