令和6年度にいわゆる「不動産四冠資格」を一度に受けてしまえ、
という乱暴なことをやってみたのですが、資格別の難易度について。
結果については以下の通り。
10/20 宅建士 合格(46点/合格点37点)合格率18.6%
11/17 賃貸不動産経営管理士 不合格 (31点/合格点35点)合格率24.1%
11/24 マンション管理士 不合格 (29点/合格点37点)合格率12.7%
12/1 管理業務主任者 合格 (38点/合格点38点)合格率21.3%
難易度について一般的に流布され、認識されている情報は以下の通りだと思います。
マンション管理士>宅建士>管理業務主任者>賃貸不動産経営管理士
私が肌で感じた難易度は次の通り。
宅建士≧マンション管理士>賃貸不動産経営管理士>管理業務主任者
宅建の方が「やや」マンション管理士よりも難しく感じました。
「宅建は46点で合格し、マンション管理士は29点で落ちているのに何を言うか」
ごもっともですが、肌でそう感じたのだから仕方がない。
試験後宅建については
「全然手ごたえがない。今年落ちたら来年はやばいかも。」
という悲観的なもの。
一方のマンション管理士については
「難しいけど来年はイケるかな?」
という楽観的な感想でした。
それくらい令和6年度の宅建は難しく感じました。
正確には、過去問とは問題の「表情」が違うな、という抽象的な違和感です。
のちに試験委員の顔ぶれが替わったことを知るのですが、なるほどと思いました。
マンション管理士は例年合格率が約8%程度で推移していました。
それが令和4年度は11.5%、令和5年度が10.1%、そして令和6年度は過去最高の12.7%となりました。
国交省から合格者増を求める圧力があったとも言われていますが、
肌で感じた難易度にもその辺が反映されているように思います。
残りの賃貸不動産経営管理士については、
難しいというよりも
「わからない」
です。
過去問道場で過去問周回して9割取れていても、
なんだかフワフワして掴みどころがない。
宅建の35条書面や37条書面のように、必ず押さえるべきポイントが見えてこない。
もとより過去問が通用しないといわれているのを、あえて振り切った結果の31点です。
「過去問が通用しない」を身をもって証明する形になりました。
今年はちゃんと勉強しよう。
アヴァンギャルドな賃管士に比べると管理業務主任者はマイルドというか、
過去問周回で対応できる素直な問題が多かった印象です。
市販教材の少なさがネックですが、
他の3資格よりも過去問を中心としたオーソドックスな勉強で十分対応できると思います。