宅建試験までもう2カ月を切りました。

昨年の今の時期はひたすら過去問演習に明け暮れていました。

 

その時に気づいたこと。

棚田行政書士も同じことを仰っていたのですが、

 

一問一答をやりすぎると択一問題が解けなくなる

です。

 

正確には一問一答形式は科目によって相性があるのだと思う。

 

権利関係×

宅建業法△

法令上の制限・税法その他〇

 

条文を理解しなければならない権利関係を一問一答でマスターしようとするのはお勧めできません。

択一で肢が増えた場合、2肢までは絞れてもその先で迷うケースが多くなると思います。

 

本番はあくまでも4肢択一なので、

業法もできれば択一のほうが良いと思う。

また業法は条文数が少ないので、

作問者もそれを見越して引っかけや紛らわしい肢を出してきます。

単純暗記が過ぎるとそれらに対応できなくなる可能性があるので。

 

一方でひたすら暗記で詰め込む法令と税その他は一問一答で構わないと思う次第です。

 

 

昨年7月の0円模試の結果が示す通り、

法令と税が苦手だったのですが(業法も酷いもんです)、

本試験の2週間前くらいから過去問道場の一問一答をひたすら繰り返しました。

そのおかげか本番では16問中14問正答できました。

 

 

最近の宅建試験は業法で出来れば満点。

悪くても18点~19点は取りにいくのが前提で、

権利関係の出来不出来で合否を振るい分けている印象です。

 

なので勉強が遅れている場合は、

9月はひたすら権利関係と業法に傾注してしまってもよいと思う。

 

一方で単純暗記中心の法令と税その他は、

10月に入ってからでも、

過去問道場の一問一答を周回すればかなり伸びるんじゃないかと思う次第です。