天祢涼 | ねこままのお気楽日記

ねこままのお気楽日記

読書感想や日々のこと 時にアホめの妄想ゴト



過去は過去今は今(  ̄▽ ̄)

横浜に本社を置くオオクニフーズの
相模原支社に勤務する藤沢彩は、子どもの頃
から自分の感情や思考を言葉にするのが
苦手だ。その性格もあり引っ込み思案で
人との付き合いも苦手な彩だったが
仕事のことで思い悩んでいた時に声をかけてきた
一年先輩の同僚社員・田中心葉に次第に
惹かれていく。心葉と同期の佐藤千暁とも
交流ができ、三人はそれぞれ十年後も
二十年後も一緒にいたいと願うように
なっていた。そんなある日、心葉が会社の
朝礼で、何の前置きもなく「ぼくは人を
殺したことがあります」と発言したことで
絆は揺らぐ。そして千暁にも、兄が殺された
被害者遺族という人に言えなかった過去が
あった…

罪を償っていれば、許せるか?
受け入れられるか?
それとも、許せないのか?

って事で では早速本

タイトル 長いし、まんまやな真顔
読み始めて、彩の親に対して ん?と
思ったり 心葉になんかありそうと思ったりで
更に読み進める…
で、心葉の突然の告白
いや、なんで?まじ?となり困惑する職場
わかるわ~今まで何事もなく真面目に
働いてる同僚がいきなり殺人者だったと
知るってかなりの衝撃よね
手のひら返すようにみんなの態度が変わるのも
わかる
で、タイトルにあるように
どうするか…
理想は罪を償っていれば許す(受け入れる)
でも、現実は被害者遺族でなくても
受け入れがたいのかなぁ
彩が言ってた様に、罪を償っても
こわいものはこわい 
が1番しっくりくるんかな
面白かったです