YOSHIKIさんの実弟・林光樹氏が、暴走して9日にポスト(現在は削除)した房日新聞の記事によると、12月1日にToshさんの母親が亡くなったようですね。
 

予想してましたが、案の定『女性自身』が13日、「Toshl「HEATHさんお別れ会」に続き、実母葬儀にも姿見せず 実兄明かした“家族の断絶”」との記事を出しました。

謙一氏が「11月下旬、自らのSNSで母親の死を報告した」とあるのは12月1日の誤りです。
 

Toshlさんの長兄の出山謙一氏が、虚偽動画でToshlさんを非難していた件については、2年前にMeYouさんの記事「概念Ⅹ /背任/背信/クリエイティブアボイダンス【MeYoutionary】」にコメントしました。

 

現在は記事が削除されているため、今回はこの件のコメントを2回に分けて復元します。

「亡くなった人や他人の身内を悪く言うな」「子供が親を大事にするのは当然」といった類の主張は受け付けませんので、悪しからず。

 

その前に、参考として『洗脳』(p.20)から引用します。

 

 何度か注意もしたが、タレント志向の彼は会社を経営する社長の器ではなかったのだろう。

 YOSHIKIや他のメンバーの事務所からも、長兄に対するクレームが僕のもとに寄せられていた。その素行の悪さを週刊誌が取材しスクープしようとしているとの情報も僕の耳に届いていた。周囲とのトラブルやアーティストである僕を裏切るような行為も多々あったため、残念ながら解任せざるを得なくなった。

 

(略)

 

 さらには、母親が実家にファンを入れ、お金を取って昔のビデオ映像や幼少時の僕やYOSHIKIの写真などを見せたり、その写真をファンに撮らせたりしている、といった母親の行動に対するクレームが、X JAPAN関係者から寄せられたことも、一度や二度ではなかった。実際そのことで週刊誌が取材を始めているといった情報もあり、YOSHIKIをはじめ関係者に僕は平謝りに謝った。

 

≪コメント復元(2021年12月)≫

 

謙一氏によるToshl非難動画と虚偽

 

リンクは貼りませんが、11日にToshlさんの長兄の出山謙一(でやけん、デヤケン)氏が、金スマや『洗脳』で自分と母親が悪者になっていたのは嘘だ、Toshlは脱洗脳後も母親とまったく会っていない、何十年も電話一本していないと非難する動画をアップしています。

 

特に母親との再会や電話については事実誤認と見られるので、長文でコメントしたのですが、反映されません。

テストコメントは表示されたため、ブロックはされていないようですが。

アカウントを替えても駄目でした。

(2023/12/15追記 拒否された訳ではなく、長文コメントは自動的に弾かれるエラー?が発生していたようです)

 

謙一氏の説明からして、Toshlさんの母親は認知症ではないはずですが、事実とは異なる内容を広めてしまっているようですね。

最初はToshlさんがまた離れてしまったので、「やっぱり本当の意味での再会ではなかった」ということにしていたのが、同情を買うために再会自体なかったということにしたのか不明ですが。

 

謙一氏もベトナム在住とはいえ、本当に知らないのかは疑問です。

日本にはよく帰国しているようですし、母親の性格からして、Toshlさんとの再会や曲を贈られたことは自分から口にしてそうですし……(実際、東海林のり子さんにも話していたようで)。

 

脱会後もまったく会っていない・連絡もないということにすれば、Toshlさんの「頑なさ」「冷徹さ」をアピールできるだけでなく、「自分たちは悪くない、Toshlが拒否しているのは未だに洗脳の影響があるからだ」ということにできますよね。

 

(自分たちの利権を奪った)Toshlさんの事務所やスタッフへの悪感情もありそうで、動画では周囲の人間が悪いと思わせるような発言もありました。

 

『洗脳』によれば、社長を解任された後の謙一氏と母親は、「トシの利権は、俺たち出山家家族のものなのに、外部の人間に持っていかれるなんて……」(p.21)というような言葉を周囲に漏らしていたそうですが、それを髣髴とさせます。

 

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母親との再会については、2010年4月23日のHOH被害者との記者会見で、Toshlさんが語っています。

 

「4・23TOSHI・HOH被害者会見ややノーカット9/11」(1分52秒くらいから)

 

 

「同上 11/11」(1分8秒くらいから)

 

 

「2010.4.23 Toshl&ホームオブハート被害者共同記者会見」(書き起こし)

 

謙一氏は自分の非を認めていないようで、過去のインタビューでもこう答えていました。

 

周りに言われるがまま自分の右腕・左腕になるスタッフを雇い芸能プロダクションをスタートさせましたが、企業経営とはそんな甘いものではありません。みるみるうちに私の周りから人が離れていき、せっかく入ってきたお金もことごとく失ってしまいました。お金を使ったのではなく、本当に失ってしまったのです。私自身の勉強不足・経営能力不足が招いたことではありますが、この時私は芸能界の厳しさを味わうことになったのです。

 

【芸能界からの転身は、異国の地でのカラオケ店】

「Episodico」(2015年8月31日)

※アーカイブには2ページ目、3ページ目は保存されていないため、上記は「Yahoo!知恵袋」の質問からコピペ。

 

お金を使ったのではないと言いますが、ではどうしてお金が失われてしまったのか、もっと詳しい説明がほしいところです。

『洗脳』も謙一氏がお金を使い込んだと明記はしてませんが、「周囲とのトラブルやアーティストである僕を裏切るような行為も多々あった」とありますね。

 

信頼してくれた他人の会社を潰したのなら、果たしてこうした調子でいられたのか疑問ですし(謙一氏なら気にしないのかもしれませんが……)、やはり「弟」への兄貴風と甘えがあるのでしょうか。

 

謙一氏は今回の動画で、金スマの再現VTRでお金をばら撒いていたシーンは嘘だと槍玉に上げていました。

実際には「金幾らでも持ってるから」と言って、女性たち相手に豪遊する描写でしたが。

 

確かにYOSHIKIさん回でのトンデモ時系列(ToshlさんがMASAYAのセミナーを受けて洗脳された後に脱退したという描写)からして、金スマの再現VTRが必ずしも信用できないのは否定しません。

しかし、それでは別の方法でお金を浪費したということでしょうか、と突っ込みたくなります。

 

ついでに言えば、Toshlさんは銀座の母回も過去放送の映像中心だと知らなかったようですし、洗脳回の再現VTRにも関与していないでしょう。

謙一氏は再現VTRの俳優が自分と母親に似ていたので、Toshlさんが当時の写真を渡したのではないかとも言ってましたが、2人の画像はネット検索や昔の雑誌などで入手可能です。

 

『ヘドバン Vol.5』(2014年11月18日発行)にも、「子供のときの写真はないですかと聞かれるんですけど、自分は一切持ってないので、小学校時代の同級生に連絡取って借りたりするしかなくて」とありましたね。

 

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話を戻します。

謙一氏の去年のインタビューでも、ライターが「日本では芸能界に携わり、後のX JAPANとなる末弟の為に芸能プロダクションを立ち上げた。絶頂を迎えるも、経営に関して無知だったことが仇となり人生が一変」と書いてますので、日頃からそういった説明をしているのでしょう。

 

【ホーチミンで15年続けるカラオケ【Forte】日本人に愛されるその秘訣】

「FooBiz Vietnam」(2020年2月14日)

 

あと、謙一氏は『洗脳』が発売された際には、Facebookで思わせぶりなコメントをしてましたね。

(2014年10月7日)

 

 

 X JAPANの奇跡の夜直前には、わざわざHOH時代のToshlさんのワイドショー動画をシェア。

(2017年7月1日)

 

 

 

Toshlさんも伝聞情報だったようですし、母親がファンからお金を取っていたかについては今のところ断定できませんが、あり得ないとは言えませんね。

例えば相手が渡したから受け取った、パブを経営していたので、その中でお礼としてお金のやり取りが発生した、などといった面もあったのかもしれませんが。

 

謙一氏にせよ母親にせよ、X JAPAN関係者からの苦情が何度もあったのですから、何も問題がなかった訳ではないでしょう。

 

『微笑』(1992年3月28日号)にはToshlさんとYOSHIKIさんの学生時代の写真が多数掲載されていて、Toshlさんの母親が取材に応じています(YOSHIKIさんの実家は取材拒否)

 

Toshlさんからすれば、YOSHIKIさんのプライバシーを明かされたのは本当に困ったはずです。

信憑性はともかく、竹田氏が企画したとされる暴露本『X-JAPAN伝説』ではYOSHIKIさんが激怒したとされており、『洗脳』でも「平謝りに謝った」と記述されています。

 

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下記の記事からしても、Toshlさんの母親はファンと積極的に関わりたがる方のようですね。

 

<題 : 奇跡の夜の打ち上げ>日産Ⅹライブ

(2010年08月16日22:45)

 

こちらはmixiに登録しないと閲覧できないので、簡単に内容を記します。

 

書いたのはToshlコスの男性。

X JAPAN日産ライブ(2010年8月15日)の後、コスのまま友人たちと打ち上げの二次会に向かった。

その途中、頼まれて一緒に写真を撮った女性がToshlさんの母親で、皆で大喜びしたという内容でした。

 

「横にいた、スタッフらしき人が「トシさんの、お母様です」って言った」

「帰り際、スタッフの呼んだ車に乗る前にお母さんは手を振ってくれました」

とありますので、ライブに招待されていたのかもしれませんね。

 

『婦人公論』(2014年9月22日号)でToshlさんが言っていた、「X JAPANのコンサートが決まると母は、僕がお世話になっている方に「あたしやあたしの周囲にいるファンのための席や特別室を用意しろ」と高圧的に言って」きた結果だったのでしょうか。

(それとも2014年9~10月の横アリ公演の話?)

 

Toshlさんとは脱会後も会っていない、といった母親の発言は見られません。

 

次に、謙一氏の動画に反映されなかったコメントを貼ります。

 

反映されなかった動画コメント

 

失礼なコメントかもしれず恐縮ですが、Toshlさんが脱会後も一切お母様と会っていない・電話もしていないというのは、事実ではないようです。

ToshlさんはHOH被害者との共同記者会見(2010年4月23日)で、脱会後にお母様と会い、ソロの「さよならコンサート」(2月24日)に招き、電話でも話したと言っています。

 

さよならコンサートにお母様が招待されていた件は、東海林のり子さんの携帯有料コンテンツにも書かれていたとのことです。

その際、Toshlさんから自作の楽曲の歌詞を手渡されたと、お母様が話していたという記述もあったそうです。

 

記者会見は「4・23TOSHI・HOH被害者会見ややノーカット」としてYouTubeにアップされていて(ご家族については「9/11」と「11/11」が該当します)、「ToshI&ホームオブハート被害者共同記者会見 dictation」という書き起こしもあります。

 

『女性自身』も「ToshI 被害者に謝罪し、今後は共に! 母と14年ぶり「心の再会」果たした!」(2010年4月26日)というタイトルで記事にしています。

 

出山謙一さんは『女性自身』(2020年2月18日号)の「絶縁10年 老人ホーム入所中84歳実母が懇願 「もう一度、利三に会いたい…」という記事に、「(弟からは)脱洗脳後、まだ一度も私たち家族に、何の連絡もありません」というメッセージを送られていましたね。

 

こちらの動画でも、(洗脳が解けたと言われているが)「本人は未だにお袋のところにも何にも謝罪にも来てない」「電話一本もない」「何十年お袋に電話してないの?」と仰っています。

 

去年、お母様の施設へお見舞いに行ったという武敦史氏(Toshlさんの個人事務所2代目社長だった『洗脳』の竹田氏)も、「やはりToshiは98年から一切館山に帰省してないどころか、ライブ会場を訪ねても楽屋に入れてくれなかった。との事。」とTweetしていました。

 

コロナのせいで面会できなかったそうですが、施設の方を介してお母様からお話を聞いたのでしょうか。

(武氏の言動は正直、意味不明瞭なところが多々ありますが、この件は嘘ではなさそうです)

 

5年前、館山のお墓でお母様と謙一さんに会ったという方も、Toshlさんは20年間お母様と会っていないと聞かされた、とTweetしていた記憶があります。

 

下記は、HOH被害者との共同記者会見でのToshlさんの発言です。

 

─────

質問者:断ち切られたとされているご自身のご家族とは今どういう状況ですか?

 

Toshl:今は母親は実家に住んでおりまして、何度か訪ねております。

この間先日やったコンサートにも招いて、昨日も電話で話したということです。

父は亡くなりました。兄弟のほうはまだ、直接は話はできておりません。それぞれ海外におります。

なかなか連絡が取れていない状況ですけれども、これも近日中に、今は家族に対しても詫びたいという思いがあります。

 

(略)

 

質問者:ご家族と関係が修復されていっているってことですが、お母様はどんな風に?

 

Toshl:なかなか僕も海外に行ったり忙しくしてるものですから。久々に田舎に帰った時にですね、まだ寒くて雪がちらついてて、非常に懐かしい風景の中を車で行きました。

その時にずっとこう、外で待って迎えてくれた姿がですね、有難いことだなと。

残念なことに、父はもうそこにいなかったので、色んな後悔の念もありますけども、まあ、友も、家族っていうものも、やはり、かけがえのないものっていうのは、あるもんなんだと、いうことを特に今回強く本当の意味で知りましたし、自分ごとになりますけども、そういう歌を今回もずっとこの、その脱するところからの心の葛藤やそういうところを全部素直に歌にしてきました。

今回も母との再会と言うんでしょうか、それも曲に綴りまして、やはり自分は音楽、歌手ですので、そういう思いを歌に託して綴っていって、それも一つの自分のメモリーとして、残していきたいなという風に思っています。

 

(略)

 

質問者:Toshlさんに確認なんですけれども、お母様に再会されたというのは何年振りかというのと。

 

Toshl:何度かコンサートに来たりはしていました。

X JAPANの東京ドームのコンサートですとか、X JAPANのコンサートをやる時は大体来ていましたので、まだ僕がホームオブハート、ヒーリングワールドに関わっている時から会ってはいましたけど、また自分が地方に、実家近くのところで営業したりですね、そういったところで会ってはいました。

ただ、関係は今とはまったく違う、自分の中では心持ちだったので、そういった意味で本当に再会したといえば、心も含めて再会したという思いで故郷に帰ったという意味では、96年くらいから以来だと思います。

 

質問者:その前回帰られたのは何月の話なんですか?

 

Toshl:前回帰ったのは確か、何か仕事でえっと……。

 

紀藤:前回って、3月とか。

 

Toshl:この間の話ですか? この間話したのは、2月くらいだったと思います。

 

質問者:その時が本当の意味での再会?

 

Toshl:そうですね。心の再会と言ったらあれですけれども、表面上は何度か会っていましたけれども、本当の意味では。

─────

 

質問者の「その前~」からToshlさんの「2月くらいだったと思います」は、書き起こしにはありますが動画ではカットされているようです。

 

記者会見の後、Toshlさんはお母様宛てに「なごり雪いつまでも」という曲を発表しており、2011年8月まで歌っていました。

(さよならコンサートの際にお母様が手渡されたというのも、この曲でしょう)
 

また、お父様(助けてくれた小田氏のことではなく)に対しては、今も思い出話をすることが珍しくありません。

少なくとも、脱会後も一貫してToshlさんがご家族を拒絶してきた訳ではないようです。
 

他人の身でぶしつけなことは言えませんが、修復に向かいかけた関係が破綻したのは、その後にまたToshlさんの気持ちが変わるような事態が発生したからなのではないでしょうか。

(ご家族に問題があると決め付けている訳ではありません)

 

なお、『婦人公論』(2014年9月22日号)のインタビューでは、Toshlさんはこう発言していました。

 

「家族との関係ですが、父は03年に亡くなっていました。僕はその頃HOHにいたため、長い間父の死を知ることができなかった。それが今も大きな悔いとして残っています。母や兄とは……現在、疎遠な状態です。恥ずかしながら、母も兄も、僕を利権としてしか見ない状況は、洗脳される前から現在に至るまで変わっていません。僕が破産し、無一文になった時でも「自分がしでかしたことだろ!」の一言。X JAPANのコンサートが決まると母は、僕がお世話になっている方に「あたしやあたしの周囲にいるファンのための席や特別室を用意しろ」と高圧的に言ってくるような状態です。僕の場合、人生を踏み外すこととなったのは、愛のない家族との関係も一つの重要な要因であったと考えます。 」

 

今回の謙一さんの動画と私のコメントについては、Toshlさんのファンクラブにも連絡致しました。

これから自分のブログなどで言及する可能性もありますので、その旨も記入致します。

 

理由は存じませんが、コメントが2度とも反映されなかったので、3度目の投稿です。

ご返信は求めておりませんが、失礼致しました。

 

謙一氏は『女性自身』で「(弟からは)脱洗脳後、まだ一度も私たち家族に、何の連絡もありません」と言っていましたが、事実ではありませんし、「自分がしでかしたことだろ!」と返したのは母親だけだったのか気になります。

 

『女性自身』には「お金のことなんてどうでもいいから、電話でもいいから、せめて一言、おふくろに声を聞かせてやってほしいです」との言葉もありましたが、額面通りには受け止められません。

 

母親と謙一氏はX JAPANファンとの交流を好んでいて、『We Are X』の館山上映会(2017年5月20日)にも参加していたそうです(「YOSHIKIさんを館山に呼ぶ会」と繋がりがあるとの話も)。

YOSHIKIさんにも当て嵌まるでしょうけど、関わりたくない相手が顔の広い人物ですと、周りの人のことまで避けなくてはいけなくなるのは厄介でしょうね。

 

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②は近日中にアップします。