トーンポリシングと批判封じ

他のX JAPAN動画も「#XJapan #YOSHIKI #Toshl」「#RustyNail #XJapan #Toshl」などから、「#XJapan #SUGIZO #YOSHIKI」「#EndlessRain #XJapan #YOSHIKI」「#RustyNail #XJapan #YOSHIKI」などに変わってます。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLVLgAgRzcbb8j76w63cc70uf6ZEpNUuq7

8月24日にアーカイブを取った際、Tears動画他のハッシュタグは変化してませんでした。

Rusty Nail動画も、9月4日時点で「#RustyNail #XJapan #Toshl」だったアーカイブが残っているので、その後で修正したと考えられます。

https://web.archive.org/web/20230904170048/https://www.youtube.com/watch?v=_me2yfR7Jfk

やっているのはスタッフかもしれませんが、YOSHIKIさんの宣伝のためのあれこれが「凄まじい」ですね。

（そして、これだけ細かく手を入れていながら、メンバー一覧のTAIJIさんは相変わらずハッシュタグなし）

因みに先日のYOSHIKI CLASSICALコンサートでは、ENDLESS RAINやWithout You、ART OF LIFEなどと同じく、Tearsも「TEARS Composed by YOSHIKI」とスクリーンに表示されていました（動画で確認）。

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Angel発売については、Toshlさんの7月28日のブログ「なんだかなぁ〜」がすべてでしょう。

「たとえば、、、なんだかなぁ〜などと思うことがあっても自分だけの STORY 創りながら生きていくずっとずっとあきらめないで、、、もしよかったらこれからも一緒に前へ歩んでくださいな、、、」

それにもかかわらず、曲を楽しみたい自分を正当化するために「憶測が～」「感情論が～」と主張していた一部のToshLOVEさんたちもいましたが、賢明な方は俯瞰的に見られるでしょう。

https://x.com/rabbit_pink33/status/1685000899125731337

個人で聴くのも駄目だとは言いませんが、Toshlさんの歌声は素晴らしい、レコーディングしていた時はそこまでYOSHIKIさんに不信感はなかったはずだと言うなら、MASAYA曲にも同様のことが言えますね。

なお、Angel 動画のX Japan Official版はYouTubeによる自動生成です。

https://www.youtube.com/watch?v=fJeqwAmhlrc

公式が作ったMelodee（YOSHIKIさんのプラットフォーム）版も、動画の中身は同じ。

https://www.youtube.com/watch?v=M04wF_2KdeU

しかし、「X Japan "Angel" First Single in 8 Years; Music & Lyrics by YOSHIKI - Now Streaming Worldwide」というタイトルも、「#XJapan #YOSHIKI」「#XJapan #XJapanAngel #YOSHIKI」というもハッシュタグも、YOSHIKIさんのみ公式サイトへのリンクが載っている概要欄も、YOSHIKIさん推しがあからさまですね。

そしてYouTubeのX Japan Officialのホームからは、X Japan Official版ではなくMelodee版に誘導されるようになってます。

https://www.youtube.com/@XJapanOfficial/featured

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因みにYOSHIKIさんは9月2日配信のBARKSのインタビューで、Angel歌唱について話してました。

──「THE MUSIC DAY 2023」では「Crazy Love」でDJをプレイし、「Angel」をピアノ弾き語りしたのが衝撃的でしたね。

YOSHIKI：XYの出演と同時に「YOSHIKIさんも何かパフォーマンスを」と頼まれ、「THE MUSIC DAY 2023」のテーマが「人生を変えた曲」だったので、僕の人生を変えたのはやっぱり母親だろうなというのがひとつと、XY「Crazy Love」ではいつもピアノは弾いているしドラムはKYOHEYがいるから、バックミュージシャンに徹しようと思ってたんです。そんな中で、番組プロデューサーから打診を受けて、最終的にはDJをやってみようと思って。

──そして、「Angel」を歌うというサプライズ。

YOSHIKI：でもレコーディングの過程では、みんなに楽曲を伝える際に「こんな感じで歌ってほしい」と自分で歌っていたりしているので、自分ではそんなに違和感があることではないんです。僕の周りには素晴らしいボーカリストがいるので、自分が歌う必要はないから歌ってこなかっただけ。僕はピアノとドラムだけで十分ですから。

【【インタビュー】YOSHIKI「次から次に、高い壁が現れる」】

「BARKS」（2023年9月2日 18:41）

DJプレイと比べると言葉を濁しているように見えますし、誰かから「説得されてしまった。。」というAngel歌唱は、やはりYOSHIKIさん側の発案だったように読めますね。

申請すれば貰える紺綬褒章といい（最近の例ではチャイニーズ・シアターの手形も？）、自分の意思なのに相手に言われたから～ということにするのは、YOSHIKIさんの基本姿勢と言えます。

（世界ツアーの会場も先方からオファーがあったかのように言ってましたが、単にお金を払うから使わせてくれと打診したらOKされただけでは……？カーネギーホールは誰でも使えますし、他の会場も同様でしょう）

https://live.nicovideo.jp/watch/lv341542684

インタビュアーの烏丸哲也氏の「でもこの前例があると、コンサートやディナーショーでも歌ってほしいというリクエストが後を絶たなくなると思いますが」には、YOSHIKIさんは

「あれからいろんなオファーはたくさん頂いていますが（笑）、とりあえず自分は作詞・作曲家／ドラマー、ピアニストなのかな、と。映画監督やファッションデザイナーもやっていますけど」と返しています。

満更でもないけれど、流石にボロが出てはまずいので、「能ある鷹は爪を隠す」（＝本当は歌えるけれど謙虚だから披露しないだけ）と思わせる戦略でいくのでしょうか。

本気でボーカルトレーニングをするほどの意志もないでしょうし、これもある程度目論見通りだったのかもしれませんね。

なお、7月3日LAのAnime Expoでは、

「X JAPANバージョンがリリースされるのは数週間後だが、彼ら（猫巻注・YOSHIKIたち）はコンベンションに集まったファンのためにAngel YOSHIKI ver.のビデオを流した」。

（「While X Japan’s version of the song won’t be out for another few weeks, they played a video of Angel YOSHIKI ver. for the fans gathered at the convention.」）

「アニメエキスポに集まった観衆に彼は、自分が歌ったテレビ番組で母親に歌を捧げていた、「僕は歌えるんだと思った」と語った」そうです。

（「He told the crowd gathered at Anime Expo that on the TV show where he sang, he was dedicating the song to his mother, so he thought to himself, “You know what? I can sing”.」）

https://jrocknews.com/2023/07/yoshikis-requiem-cover-art-by-yoshitaka-amano-pays-tribute-to-late-mother.html

トーンポリシングと批判封じ

まだ文字数に余裕がありますので、先日の井ノ原快彦さんの件で話題になった「トーンポリシング」についても書きます。

（井ノ原さんの発言の是非については深入りしませんが、拍手した報道陣は確かに気味が悪かったですね）

【ジャニ会見での井ノ原発言は「明らかにトーンポリシング」東大大学院・斎藤幸平准教授が指摘】
「スポニチ」（2023年10月4日 15:58）

「トーンポリシング（Tone Policing）とは、社会的課題について声を上げた相手に対し、主張内容ではなく、相手の話し方、態度、付随する感情を批判することで、論点をずらすこと。話し方のトーン（Tone）を取り締まる（Policing）という意味から、「話し方警察」等とも訳される。」

https://ideasforgood.jp/glossary/tonepolicing/

X JAPANの例で言うなら、YOSHIKIさんへの手厳しい批判・非難に対して内容に反論するのではなく、細かい言葉遣いに注文を付けたり、「もっと建設的な方向に～」と勝手な理想論を押しつけたり、「ただの悪口、いじめ」などとレッテルを貼ったりするような具合でしょうか。

私自身、相手の情感に訴えかけるような話し方は苦手ですし、何かを主張するのであれば根拠に基づいて冷静に、論理的に言ってほしいという立場です。

ただ、トーンポリシングを行う人間は、単なる論点逸らしによって都合の悪い主張を抑圧・無効化しようとしているのですね。

その際には「子供などの批判しにくい存在を盾にする」「一見中立を装う」「優しげな素振りで丸め込む」「いじめや誹謗中傷、差別認定して相手に罪悪感を抱かせる」などの特徴があります。

私は井ノ原さんの件や高知東生さんのポスト（「「子ども達のために」「子どもが見ている」と子どもをダシに使うのは相手に批判させたくない、黙らせるために便利だからだよな。反論できない大義名分に子どもは一番言いやすい」）を見て、以前「光樹さんのお子さんが見たら傷つくから」と、YOSHIKIさんや林光樹氏への批判をやめさせようとしていた声があったのを思い出しました。

こうしたことを言う方の本音は、YOSHIKIさん批判が不快・不都合なだけで、そのために子供を盾にしたのだと解釈していますが。

仮に心から子供のことを案じるのであれば、批判者を黙らせようとするのではなく、YOSHIKIさんや光樹氏に対して「批判されるようなことをするべきではない」と主張するべきですね。

また、目に入ったら不快・傷付くのであれば、自分がネットをやめるかミュートなどで自衛する手がありますが、大人でもそれを理解できていない人は少なくないようです。

YOSHIKIさん自身、「褒められると、やる気が増す。批判されても、やる気が増す。無視されても、やる気が増す。」「😛」と言っているので無問題でしょう。

https://x.com/YoshikiOfficial/status/1677207873468743681

「褒められると、（好き勝手なことを）やる気が増す。

批判されても、（批判潰しを）やる気が増す。

無視されても、（構ってちゃんを）やる気が増す。」と訂正したくなりますが。

一方で、ryuchellさんが亡くなった後には便乗するようなポストもありました。

”#ＳＮＳでの誹謗中傷をやめよう” と言うと、
誹謗中傷される。。
(バンド関係の嘘の記事とかも止めたほうがいいよ、弁護士がチェックしてるよ）

みんな、負けるなよ、#愛の連鎖が最後は勝つ。
俺が生きているうちに証明してやるよ。#YOSHIKI #XJAPAN #TheLastRockStars #YOSHIKICLASSICAL https://t.co/a05jNX0cXD
— Yoshiki (@YoshikiOfficial) July 19, 2023

嘘と言うなら、まず「X JAPAN解散はボーカルのToshlが洗脳されたせい」「YOSHIKIは全世界でアルバムを5000万枚以上売り上げた作曲家」「米誌に『日本の歴史上最も影響力のあるミュージシャン、作曲家の一人』として選ばれた」「ウクライナへの寄付金10億円を集めた」「トランペット演奏を世界が絶賛した」「TVで歌唱して世界各国のトレンドに入った」「高額ディナーショーのチケットが即完売した」等々の無数の「嘘」宣伝をやめてはどうなのかと言いたいですが、これも誹謗中傷認定されそうですね。

下記の件では、前に某果物名のYOSHIKI信奉者さんが、木村花さんを盾にしてYOSHIKI批判を潰そうとしていたことを思い出しました。

何故なら名前を「木村ハナ」と間違えていたんですよね。

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