こんにちは、ひでです。

昨日は池袋にて「和」-NAGOMI-プロデュース公演「時間屋~天使がくれたもの~」の稽古でした。

衣装の打合せの為、sorrisinoの佐伯さんが稽古場に来てくれました。
この方、今風に言うと「美しすぎる衣装デザイナー」さんですw

僕は演出家を自称しながらも、素養の足りない分野が多いのですが、なかでも衣装関係は不得意分野の最たるものです。こういったプロフェッショナルが協力して下さるのは、本当に有り難いです。


舞台に関わる者として、舞台表現の「質」は、間違いなくこだわるべき唯一で最大の部分です。


もちろん主役は物語と役者。
極端に言えば、それだけあれば舞台は作れちゃいます。
しかし、観客の意識を自然と物語のなかに引き込み、共感するためには、演出と呼ばれる部分が大事になってくる訳ですね。

舞台装置・照明・音響・衣装・小道具と、舞台上での表現を高めるための脇役は多岐に渡り、それぞれの調和が取れている事が、いわゆる世界観を作っていく。
その中でも最も役者の近くでそれを支えるのが衣装。
その重要性がお分かりでしょうか。
重要性がわかっていも、技術以前にセンスに自信のない僕は、ひたすら立ち往生してしまいますが。

ちなみに、今夏萬劇場で上演されたinfinity公演「星のさだめ」の際も協力して頂き、衣装担当として超絶美麗で完全ファンタジーな世界観を作ってくれました。
今回は都合により一部衣装の作成のみの依頼でしたが、それ以外の部分でも積極的にアドバイスを頂くなど、本当にきめ細やかな対応をして頂いています。

何より、舞台全体の成功を祈っているが為にやって頂いている事だと感じます。
元舞台女優さんであり、本当に舞台を愛している方です。

そんなsorrisinoさんが作りだす美麗な衣装は、今回の舞台において一見の価値ありのポイントとなっております。
お時間のある方は是非劇場に見に来てくださいね。

また、もうひと味付け加えたい劇団さんの力強い味方となってくれる事間違いなしです。
次の公演に勝負をかけたい制作さんは、問い合わせされてみては如何でしょうか?

sorrisino
http://www.il-sorrisino.com/index.html