火曜の朝から旦那さんは少し体調が悪そうだった。

 

といってもその時は鼻水が出る程度。

 

早めに帰宅した晩ごはんも二人で食べに出かけて、カツカレー食べたあとにドーナツ食べて。

 

でもやっぱりしんどいらしく熱を図ると37.2分。

 

念の為、私はソファで寝ることにする。

 

この時はまさか長期戦になるとは思っていなかった。

 

 

水曜日

38度を超える、食欲はいまいち。

 

とりあえず休みにしてベッドに寝込む。

 

インドネシアにきて体調が悪くなった時、本当に頼りになるのがシャトレーゼの卵プリン。

 

開店と同時に大量に買い込む、あとポカリスエットも確保。

 

 

家にあるカロナールでは熱は下がらず40度近くを迎え、お昼前に病院の予約。

 

主人の会社のシステムは、電話で予約をお願いする→代理店が予約→病院が時間を指定

という感じで予約が確定するまで2時間ほどかかった。

 

結局16時にアパート出発。

 

検査の結果コロナではなかったが、白血球が高い為なにかウイルスに感染している模様。

 

2時間の点滴含め、アパートに帰ってきたのが夜21時。

 

 

抗生物質が効いてるのか、大量の汗をかいて2時間おきにシャワーを浴び服を着替える。

 

そして私もまたソファで眠る、次の更新では2LDKがいいなと思いながら。

 

 




 

今回の時点ではまだ、デング熱かどうかは検査ではわからないらしい。

 

土曜日まで熱が下がらない場合、また病院で検査になる。

 

そしてもしデング熱で本人が症状が重度の場合、おそらく私達は本帰国を迎えるだろう。

 

 

こうして帰っていく人も多いのだろうし、どうしても命には変えられないし。

 

 

 

 

まだ古くない車も、お気に入りの大きなベランダのある部屋も、10年努めた職場も

 

覚悟を決めて全部手放して

 

猫に私達のエゴでワクチンを大量に摂取させ、怖い思いをさせてこっちにつれてきて、

 

そういう全部がここで終わるかもしれない。

 

 

何より、やっとセキュリティーの男子職員の名前覚えたり、

 

ドライバーさんとも少ない単語だけどコミュニケーションして

 

この5ヶ月の苦労にやっと慣れてきて、まだ何もしていないのに

 

その寂しさがとても強い。

 

憎たらしいインドネシアにもうちょっといたい。

 

まだニートしてたい。

 

まだ日本から持ってきた化粧品も使い切らず、こっちの化粧品に手も出してない。

 

まだバリもいってない。

 

まだバクソも食べてない。

 

まだバイクの後ろにも乗ってない。

 

まだ半年も過ぎてない。

 

夫よ、君もこんな中途半端に帰れんだろ! がんばれ!!!