おはようございます、Kayoです。
今日は、里親さまに費用をご負担いただく意味 についてお伝えしようと思います。
ねこちゃんを保護して里親さまに託すまで、実はけっこうな費用がかかっています。
保護主によってやり方はちがうと思いますが、私のケースをお伝えします。
保護期間にもよりますが、だいたい以下の項目です。
◯ エイズ・白血病の血液検査
(保護直後と2ヶ月後の2回)
◯ コロナウィルス抗体価検査
(必要に応じて数回)
◯ 検便
(必要に応じて数回)
◯ レボリューション
(毎月)
◯ 不妊・去勢手術
◯ ワクチン
(成ねこさんでも初回は2回。翌年以降は毎年)
その他、病気があればその治療、
食費・トイレ代・トライアルや正式譲渡時に里親さまのご自宅にお伺いさせていただく交通費なども必要です。
私が里親さまにご負担をおねがいさせていただいているのは、
◯ ワクチン
◯ 不妊・去勢手術
のみです。
だからKayo、へそくりしていたのねー。
海外では費用負担は当たり前のことですが、日本ではまだ浸透しきっていません。
活動をはじめた当初はご負担いただいていませんでしたが、いくつかの意味があってご負担いただくことにしました。
その意味とは。。。
◯ 費用を支払うことで、命を迎える覚悟と命に対しての責任感を持ってもらうことができる
◯ 簡単に手放す人を減らすことができる
タダで手に入れたものは簡単に手放すことができるけど、多少なりともお金を出すことで簡単に手放す人は減り、大切にしてもらえる
(動物の命と関わる仕事をしている知人の言葉)
◯ 安易な応募をふせぐことができる
◯ 里親詐欺をふせぐことができる
転売目的の詐欺なら、費用を負担していたら利益が出ないので応募してこない
虐待目的でも、費用を負担してまで迎える人は少ないので、ある程度ふるいにかけることができる
◯ またつぎの活動につなげられる
お金がないことには活動はできません
里親さまにご負担いただく費用で、また次の命を救うことができます
へー、そんないみがあったんだねー。
いいことばっかりだね。
とってもだいじなことよね。
ペットショップで命を買うのではなく
費用を負担して里子を迎える
という選択をしてくださった里親さま方、本当にありがとうございます。
このみからも ありがとう