土曜の10時に買い物に出た

 

スーパーの先のドトール農園でモーニングしようと店内を見渡すとやけに混んでいる

座りたい暖炉前のソファーには先客がいて

店内の会話が混じり合ううわーんという反響音は私を弱らせるオーラでたじろぐ

 

眼の合った男性店員に「混んでるからやめとくね!」と、やけにハッキリと伝える自分がどうなんだろうかと苦笑し

 

重いトートバッグを肩に食い込ませてドラッグストアへ向かう

シール貼られた大人用おむつをぶら下げて店を出ながら想う

棄てるものを買うのに意味はあるのかと

つまらん哲学

意味はあるんだろうけどね

 

信号の無いバス通りを渡ろうとしていると向かいのマンションからスイカップさんが出てきて眼が合う

こちらの眼が合うのは嬉しい

 

ほんの10メートルもない距離でスイカップさんが手を振り、スイカップはもっとブルンブルン振れる

 

こんな時に限って車が途絶えず、彼女は何度か道に飛び出そうとしておもいとどまり地団駄をふみ、更に胸が揺れるのが可笑しい

私は手を突き出して待っていてのポーズをする

 

やっと車通りが無くなり

道路を半分横断したところで

走り寄ったスイカップちゃんにハグされてトラックにクラクション鳴らされ…これってトレンディドラマ?

 

結局

いつものようにグレープフルーツと甲類焼酎とロックアイスを買い込み

 

午前中からスイカップちゃんマンションの窓辺でぐびぐび飲んでる

 

焼いた長いソーセージをレタスたまねぎスライスと8枚切りで挟んで食う

 

こんなんでいいんだよねと2人とも上機嫌だ

「昨日の夜、部屋に灯りがついてたからてるちゃん居るな😎と思ってた!!あたしって超ストーカー🤣🤣🤣」 

ストーカー上等だ😽

 

私の妖精ショットで爆笑して

「コレ待ち受けにするね!!😍」

 

…………まあ

いいけどね…………😅😅😅😅😅