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今日は、待ちに待った修学旅行!
あーあ。ディズニーランドがよかったけど・・・清水寺かぁ・・
でも楽しまなきゃ損ね!そん損!
たまちゃん「きりん。はしゃぎすぎよ!!」
きりん「ひゃっほーーーい!!」
たまちゃん「ねぇねぇ!!あっちにおみくじがあるわよ!やってみましょうよ!きりん!」
きりん「よおおおおし!来い」
きりん「大凶・・そ、そんなバナナ・・・」
たまちゃん「あっ・・逆にラッキーじゃない!。そうだきりん!<清水の舞台から飛び降りる>ってことわざを知ってる??」
きりん「名にそれ」
たまちゃん「この清水寺の舞台はね。13mもあるんだけど、願い事をしながら、この舞台から飛び降りる
と願いが叶うんだって!!」
きりん「なんですって!よーし・・・」
きりん『お金と彼氏がほしいよおおおおお』
きりん「痛たたた・・・。びえーん」
きりん「うう・・頭を打ってしまって・・・。でも大丈夫です」
おばさん「ふうむ・・。本当に大丈夫なの?それにしてもあなた・・変わった格好をしているけど、、、」
きりん「変わった格好?セーラー服だよ。知らないの?」
おばさん「・・せぇらあ服?なんだかよくわからないわ・・。そんな生足を出して。女子は足をださないものですよ」
きりん「え。。。そうなの? てか・・あ!!たまちゃん!」
おばさん「たまちゃんというのはあなたのお友達かしら?近くにはいないようだけれど・・」
きりん「そんなはずじゃ!、、さっきまで一緒に・・・て、ここはいったいどこなの!?みんな着物だし・・怖いよ・・・どうなってるの・・まさか・・・タ、タイムスリップ!?」
きりん「おばさん!!い、いまって何年何月何日ですか?」
おばさん「・・文久3年3月2日よ」
!!!!
きりん(まさか本当にタイムスリップだなんて・・・。困ったなぁ。未来に帰る方法を探さないと・・・。)
きりん「おばさん・・・今から言うことは、信じがたいことなんだけど・・、実は私・・・今から150年ほど先の
未来から来てしまったようなんです・・。お金も着るものもなくて・・どうしよう・・・」
おばさん「ま、まあ!!私は仏に仕える身。信じましょう・・・。さて、どうしたものでしょう・・・。」
おばさん「そうだ!私の知り合いの店を訪ねてみるといいわ。着物も私のお下がりを一着だけ、あげる。
これを着て、そのお店にいきなさい。店の名前は<大和屋>よ。私にはこのくらいしか出来ないけど・・」
きりん「ありがとうおばさん!!」
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きりん「あのー・・。おばさんという人の紹介できました。きりんというものですが・・」
男の人「ああ!おばさんか!。おばさんは俺の母ちゃんなのさ!で、どうしたんだい?」
きりん「実は・・・かくかくじかじかで・・・」
男の人「ふむ・・そうなんだ。。にわかに信じがたい話だけど、、俺は信じるぜ!こんなべっぴんが嘘言うはずねーぜ!」
きりん「//////]
男の人「住むところも働き口も心配スンナよ!うちの店の手伝いをしてくれれば、衣食住は保障するぜ?」
きりん「お願いします!!」
男の人「じゃあ、きりん!今日からよろしくな!くわしいことは、今から紹介する人に聞いてくれな!」
男の人「トメコ!こちらはきりんさんだ。今日から働くことになったんだが、よろしくな。
そうだ、ねえさんにも紹介してきてくれ。きりん。今日からなんでもトメコやねえさんに聞いてくれな。じゃあよろしく」
トメコ「へぇ。いきますえ。きりんはん。」
きりん「はい・・ドキドキ」
トメコ「ねえはん。よろしおすか?」
ねえはん「大丈夫や。どうしたん。その子・・・」
トメコ「今日から働くことになったそうで。。きりん。挨拶」
きりん「よよよよよろろろろしくおねがいしましゅ!きききりんです!」
ねえはん&トメコ「大丈夫かいな・・・」
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タイムスリップ早々いろんな人に助けられたきりん。
厳しそうなねえさん方とうまくやっていけるのか?
きりんは無事未来に帰ることができるのか?
そして次回があるのかどうか・・?
・・・・・・to be continued。