切り替える、諦める、

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今年も年中行事の富士登山へ行ってまいりました!
もう、7回も登ればベテランじゃないかとお恥ずかしながら思い込んでた私。
これまでの経験を踏まえると、とにかくゆっくりユルユル登ればどんな悪天候でも山頂へたどり着く!
一気に高度が上がらないように亀の歩みを守れば高山病にならない!
なので、登ったことあるかどうかとか、体力のあるなしなんて関係ない。
むしろ、体力自慢の人ほど、ガッシガシ歩いて高山病でひどい目にあう。
と。実際お会いした方ともそんな話をしたりします。
今年の富士登山を終えて、今もその気持ちは変わらないのですが、今年の富士山では初めての選択をすることになりました。

山頂を目指さない

もちろん、人によって何が目的で富士山に登るのかは違うけど、私にとってはなーんとなく、富士山に行ったら
①山頂を踏む②山小屋でお酒を飲む③御来光をみる
といった順位なのです。
②に関してはかなり賛否あるでしょうが、私にとっては重要。
いかんせん、いつも初富士山の人も連れて行くので、初富士山の人が山頂にほど近い本八合目の山小屋でお酒まで飲めるくらい元気な富士登山をしてくれていることがまた喜びのひとつだったりするのです。

さて、で、今回も、無事みんなげんきなまま山小屋へ到着。飲めました。山小屋で日本酒。



しかし、私たちが山小屋に到着した5分後からとんでもない雷雨。
ギリギリ降られずに済んで運が良かったなー。

富士登山は大体20時くらいから山小屋で仮眠して深夜1時くらいに起きて2時頃から山頂を目指すのですが、今回は深夜1時の山小屋の様子が毎年のソレとは違った。。
外は雨だったけど、ほぼ毎回と言っていいほど朝方の富士山は雨だし、構わず防寒着に着替えていたら
今日は風が凄くて、大変危険です。ガイド付きツアーの人たちはみんな山頂行きは断念しました。ここに留まることをお勧めします。と、山小屋のお兄さん。
この時もまだ、「そうなのかー。今日の山頂行きは大変そうだ〜」と思いつつ山頂へ行く準備をしていました。
ちなみに一緒のパーティの人たちはこの時すでにほぼ山頂行きを諦めてましたが、私はみんな諦めるな!こんくらいで諦めるなんてアマイぞ!と、そんな気分でした。

なので、すぐの出発はやめて…
ここは本八合目、登りはじめて1時間ちょっとあれば山頂にたどり着ける場所なので、御来光の見られる予定の5時ギリギリ到着を目指して3時スタートくらいに登り始める作戦に変更しよう!なんて思いながら歯磨きがてら外に出て見てびっくり。
リアルに立っていられないほどの風。
しかも、とんでもなく人手の多かったはずのお盆の富士山なのに、まさかの九合目へ向かう登山道に人が0人。
改めて山小屋内のパーティを見るとみんな、二度寝に入りはじめている。

ここでようやく私、半分諦めました。

今日はここまでかなー。。。
あー残念すぎる。ここまで来て、山頂にたどり着けないなんて。。。
そう思いながら山小屋で途方にくれていたら、山小屋のお兄さんが言いました。

今日みたいな日は山頂よりここからのほうが断然御来光見られる確率が高いです。

ということで、留まって待つこと4時間。



奇跡みたいな御来光が見られました。

頂上から発信のツイッターによると、この日は頂上からは御来光見られなかったそう。

下山の頃も暴風は続いていましたが、雨はほとんど降っておらず。
御来光も見られて、皆さま満足そうでした。

私はといえば、頂上へは行かなかったけど、御来光を見られて、なんだか複雑な、新しい自分を発見した気分。
というのも私、7回富士山に登ってても綺麗な御来光見られたの1回しかなかったんです。
で、いつしか御来光なんて滅多に見られるもんじゃないと思い込んでいたし、どこかで山小屋に留まった人のことを諦めた人と思ってしまっていたのです。
でも実際は気持ちを切り替えた人だったのですねー。

今回の富士登山、自分の頭の固さに改めて気づきました。

そして、頂上へは行けなかったけど、御来光見られて思いの外大満足であることにも気づきました。
ただの年中行事みたいになりはじめていた富士登山。
自分と向き合う良い時間になりました。
いい日だったなぁ。
来年も行きたい!!