うちの忠相くん。
お腹をなめすぎてハゲが出来てます。
耳も掻きすぎて、時々血が出たりしてます。
かいいのだろうと、機会を見つけては、何人かの獣医さんに相談してきました。
「耳の中はきれいだからね~。たまたまじゃない?」
とか
「猫がかゆがる原因って、分からないことが多いんだよね。」
とか
「病原性のものじゃないから、気にしなくてもいいんじゃない?」
なんて言われてきました。
飼い主、素人ながらネットなどで調べて、いろいろ試してみたり。
蚊のアレルギーか!? → ペットに優しい蚊取り線香をばんばんたいてみた
食べ物のアレルギーか!? → 低アレルゲンのヒツジやヘラジカを原材料とするフードに変えてみた
ス…ストレス!!?? → 必要以上にべたべたしてみた。(ストーカー猫だから)
でも、一進一退。
先日、心臓の検査で猫の獣医さんに行った時、何気なく相談してみました。
「カビの培養をやってみましょうか?それが違うなら、アレルギーを疑いましょう。」
忠相の患部の毛をちびっと抜いて、培養してもらうことに。
結果は7日から10日後に分かるとのことで、10日過ぎてから電話してみました。
すると、
「カビ、出てますね。」
Σ(・ω・ノ)ノ!
カビかよっ
じゃあさ、もっと早くわかったんじゃないの?獣医師の皆さん、なんで培養してくれなかったんだろう?
(猫の獣医さんに相談したのは今回が初めてですよ。念のため。)
本日、治療のためにいそいそと赴きました。
培養したものを見せていただくと、
わっさ~~
生えてました。カビ。
あのさ~飼い主さ~痒そうで可哀そうだからさ~お耳をぱくっとくわえてさ~
「はむはむはむはむはむはむはむはむ」
って甘噛みしてみたりしてたんですよね~
獣医さん、笑いをこらえながら
「お口の周りとか、大丈夫ですか?これ、人間にもうつりますよ?」
お腹にもさ~頭とか顔とかさ~グリグリグリグリしたしさ~
あれですね。あまりにも濃密な接触は良くないって、ほんとうですね。
ま、飼い主は抵抗力が強くてうつったりしなかったけど。
お子ちゃまとかはダメかもね~。
さて、治療ですが、猫の獣医さんは
「金の斧と銀の斧と銅の斧、どれがいいですか?」と。
(ウソです。こんなこと言いませんでした。)
銅の斧 : 塗り薬。すごく安くて手軽。副作用もないよ~。でも、そんなにすぐには良くならないよ。
銀の斧 : 飲み薬。手軽な値段なんだけど、副作用があるから、獣医さん的には使いたくないね。
金の斧 : 飲み薬。良く効くし副作用も心配ない。でもね、すっごく高いんです。
金の斧はおいくらなんでしょうか?
一日500円くらいだそうで、1か月15,000円くらいになってしまうんですよ。。。と、申し訳なさそうな獣医さん。
まあ、確かに。
飼い主はここのところ、心エコー、下痢パネル、ニャンニャンドッグ、心エコー再びなどなど、散財が続いております。
でもさ、痒いのは辛いじゃない?
そして即決です
『金の斧で』
では、塗り薬も併用しましょうか。お安い薬ですし。とは獣医さんのお言葉。
『はいはい。何でもやりましょう(`∀´)』
塗り薬が浸透する30分間、エリザベスカラーをした方が良いとご指導いただいたので、装着してみました。
飲み薬は粉薬。
この後、カラーを取ってからオブラートに包んでごっくんと飲ませました。
忠相さん、薬を飲むのが大変上手。
トイレにすりつけて取ろうとしてる?
しかし、こんな恰好なのに、ご飯をバリバリ食べてたな~。
明日からエリザベスカラーが付けられないんじゃないか?
な~んてご心配はご無用なんです。
だって、忠相だから。
ちなみにね。
薬を塗って、薬を飲ませたら、一度も掻いたりなめたりしてません。
金の斧
ばんざい