うちの猫はおなかがゆるい。


っていうか、ゆるくなりがち。



うちの猫のはなし
「血便太郎」と命名された忠相。


激しい下痢をします。血便、良く出す。




うちの猫のはなし
命名「血便次郎」の影元。


忠相ほどじゃないけど、たまに血便を出したりします。



平蔵さんは


うちの猫のはなし
激しくないけど長引くタイプ。

血便は未経験です。


飼い主のいらないセーターの袖を切って作ったハラマキをすると、なぜか回復します。

冷えかな??


猫の下痢は原因が良くわからないことが多いと言われます。

うちの血便太郎と血便次郎も、「〇〇が原因です。」って診断されたことはありません。


原因が分からないと対処法もわからないんですよね。


さて、今回は血便コンビが日曜あたりからゆるくなってました。


まずは影元が立派なOPPとなり、忠相はゆるめな感じ。


影元を心配して注意していたら、1日で症状が落ち着いてきて、火曜日には立派はブツをモリモリなさってました。


忠相はずっとちょっとゆるい感じ。


それが昨日、会社から家に帰ると激しいOPPの跡がトイレに!!


あまり自慢になりませんが、飼い主、ニオイで見当が付きます。


「あぁ。忠相。」


と。



お尻をきれいにしようとしたら、赤くなって腫れてる感じ。

触られるとすごく嫌がりました。


ヒリヒリするんだろうね。



今日は会社から早く帰って来れたので、忠相のお尻をチェックしてみました。


まだ、赤くはれてる感じ。



トイレはそんなに使った跡がなかったから落ち着いてきているとは思うのですが、念のために病院へ連れて行くことにしました。


今日は、前々から気になっていた『新参者』の街にある猫専門病院へ。

うちからは最寄駅から電車で二つ目の駅で乗り換え、乗り換えた電車の一つ目で降りてちょっと歩くだけ。
とても近いです。

電車の乗り換えがあるから、乳母車型キャリーではなく、普通の手提げタイプのキャリーに入れて出発です。

うちから最寄駅ホームまでは7分くらい。

しかし、重くて前に進みません。
忠相、体重、約10キロ。甘く見ていました。


駅のホームにたどり着くまで、何度も立ち止りました。

くらくらしました。

時間は倍くらいかかりました。



本当に、本当に辛かった。帰りはバス停1個分の距離でも、腕が限界だったから、バスに乗りました。

重いよ~忠相~~


うちの猫のはなし-P1010060.jpg
オレ、行きたくねぇし





さて、猫専門病院です。

小さな病院で、おじちゃん先生が一人でやっていました。
(先生、白衣が汚かったぞ)

私が到着した時は、上品な女性が先生とお話ししていました。帰るところみたい。他には待っている人はおらず。

前の方がお帰りになったら、初診票に記入して、すぐに呼んでもらえました。

いつからなのか。
→日曜くらいから2匹調子が悪く、もう1匹の方がひどかったけど1日で落ち着いて、その間こっち(忠相)はゆるいくらいだったのに、昨日の朝からびちゃびちゃです。

何食べてるの?
→ドライとウェットです。
⇒先生:ドライとお水で十分なんですよ。。と。

ひどく臭い?
→そうでもないです。

こんなやり取りをしているうちに熱が測れて、平熱だとのこと。

丁寧に触診してくださり、じっくりお腹の音を聴診器で聴いてくださいました。

忠相、腸の”せんどう”がすごく早くなってるそうで、大腸で水分を吸収する前に出ちゃうんだろうなとのこと。

胃の中に何か入ると、腸が激しく動いて、中にあったものをすぐに出してしまう。それが何度も繰り返されるので、大腸内壁のデリケートな粘膜が傷つき、出血して血便にもなっているのでしょう。
すぐに出ちゃうからお腹もすぐすいちゃうからね~。

そうなんです。
忠相、ご飯を食べるとすぐにトイレに行ってました。


うちの猫のはなし

それからせっせとこんなかっこうしたり。



本当はゆるい時点で食事の量を半分くらいに減らし、腸の負担を軽くしてあげたら、ひどくなる前に落ち着いたんだよね~

とのこと。

今後はそうすることにします。


食べなれないものを大量に食べましたか?と尋ねられました。

(ー_ー)!!

いつものご飯ですが…量は…そうっすね。平蔵の分も影元の分も食べてましたからね。


忠相。食べ過ぎてピーピーってことですよ

どんな猫なの?



整腸剤を5日分出していただき、

「今日の夜と明日の朝はご飯半分、次の夜と朝はご飯7割、次は8割、その次はいつも通りの量にしてください。」

なんて残念な処方をされたのでした。

猫の下痢は原因が分からないといつも言われ、便の検査でウィルスや菌が発見されないと整腸剤を処方される。。。というのが普通の診察ですよね。

猫の先生、触診と聴診が普通以上の丁寧さでした。
そして、検査はなし。
おそらく、便が臭くないということと、熱が平熱だということから不要と判断されたのではないか…と想像しています。

初診なのにお代は2,000円でおつりが来ました。

すっっっごく安い。。。だから白衣が買えないんじゃ???

そして忠相を抱っこして「10キロはないね~。9.5かな。」と。

ふ…太りすぎですよね

とビビル飼い主に、にっこり笑いつつ

そうね~。でも、骨格がしっかりしてるから、このくらいあってもいいけど、もうちょっとこの辺(お腹のサイドのラインをさすりつつ)がシュッとなっててもいいかな。

ダイエット、必要ですよね

とビビル飼い主に

いや、あばらが一本ずつ触れるくらいだから、ダイエットは良いと思うけど。これ以上は太らせないでね。


こ…こ…こんな腹でもですか!?

と、どもる飼い主に

すごいね~。でも、ギリギリ平気でしょ。

忠相、肥満はぎりぎりセーフなのでした


デブで10キロ近くあるわけじゃないみたい

骨格よ!骨格

腕も太いね~~と感心されて帰ってきました。

骨太な猫。忠相。

そして肥満じゃないのよ~~


うちの猫のはなし-P1010061.jpg
肥満じゃないぜ。


 ずっしり重いですが

それにしても、獣医さんはいろいろ。

「なんだかよくわからないけど・・・」なんて言われることが多い症状の時は、今日の病院がベストかもしれないと思いました。

猫の症状に関して、経験値高しって印象を受けました。
その代り、検査機器とかあまりなさそうだったから(奥にどっさりあるのかもしれないけど)、ガッツリ検査したいならもう1軒の猫専門病院がいいかもしれないと思いました。

「なんか、下痢する。」
「なんか、かゆがる。」
「なんか、気にしてる。」

そして病院に連れて行っても原因がはっきりわからない時は、大変おすすめの病院かも

そして家に帰ってきてからずーーーーーーっと飼い主にまとわりつき、今も膝の上にいる忠相くんです。

お薬も飲んだしね。

良かった良かった。肥満じゃなくて