抱っこ猫に育てるべく、地道にベタベタ可愛がっても、なかなか抱っこが好きにならない子もいます。


例えば、うちの平蔵君



うちの猫のはなし
9か月近くになった平蔵さん


このころは、抱っこしてもすぐに逃げちゃったし、自分から膝に乗ってくるなんてしてくれませんでした。



まあね。その分、忠相がストーカーと化していたのでいいんですけど。




うちの猫のはなし
オレ、トイレにもついて行った。



今となっては頭しか入らないキャットタワーのBOX。。。

余裕で入れたんだなぁ。



そんな平蔵さんが現在のような抱っこ猫になるきっかけは、平蔵さんの失敗です。


猫の飼い主さんならみんな知っているでしょうが、猫って生き物はプライドが高い生き物です。

「オレ様に限って」失敗なんてしないと思ってる。


その割に、結構ドジなことをやらかしますが(・_・;)


あれ?うちだけ???


あれは平蔵と忠相が生後9か月を超えたころでしょうか。

うちに来てから大体2か月くらい。


ある日、飼い主が家に帰ると、家が大変に臭い。


( ̄_ ̄ i)こ・このニオイは!!


そう、うん◎。



どっちかがお腹がピーになったんだなとすぐ分かりました。

それにしても派手にニオウ。。。



帰ってきた飼い主にすかさず駆け寄ってきたのは忠相。

ちょっとお尻を見てみたけど、特にお腹が壊れている様子はなく。


じゃあ、平蔵だなってリビングに行って電気をつけると、窓際で寝転がる平蔵。


そうして、あちらこちらにうん◎の跡がヽ(;´ω`)ノ


平蔵さんのお尻を見ると、べったりとうん◎が付いていました。


つまり、お腹が痛くなって一生懸命トイレに行ったけど、なんかべったりしたのが出ちゃって、それがお尻の毛に付いちゃって、あっちこっちで座ったりしたら、その度にうん◎があっちこっちに付いちゃって、でも、べったりだから自分できれいにもできなくて、もう、嫌になっちゃって、






ふて寝していたわけですな。



可愛そうに。


人間だって臭いの嫌でしょう?

猫の方が何倍も鼻が良いからね。

さぞかし不愉快だったんだろうな。


「すぐにキレイにしてあげるから待っててね。」って言ったら、こっちを見て尻尾をブンッて振ったっけ。


これも猫の飼い主ならみんなそうだと思うのだけど、特に腹も立たず、黙々と後片付けをしました。


とりあえずは平蔵のお尻をきれいにしてあげて、あちらこちらを拭き掃除して、洗って、消毒して。


それでですね、転んでもただでは起きないワタクシは、こういう時はチャンスとばかり、必要以上にベタベタします。

猫の方も「オレ…失敗しちゃったし…。」ってしょんぼりしているから、抱っこが嫌いな猫でもおとなしく抱かれてお尻をキレイにさせたりするんですよ。


途中で飽きたのか、うねって体をねじって嫌がったけど

「へーぞーーー!!臭い猫のままでいいの?自分でできるの?できないでしょう?」

って言いながら力を入れて離さなかったらおとなしくなりました。


これが第一段階の出来事でした。


この日から、寝ている飼い主に乗りに来たりするようになりました。


そのほか、物を壊して「まずい。。。」って思っている時なんかに優しくしたりすると、どんどんこちらがして欲しいなって思っていることをしてくれるようになります。


まあ、たとえば。


お腹がピーになって汚れたお尻のままシーツに乗って、しみを作ってくれたり


ええっ!!その上っすか!!!!って思う物の上にゲロ~ってしてくれたり


かっこよくジャンプしたら後ろ足で割れ物を蹴り、割ってくれたり


ま、いろいろ。


いろいろやらかしてはしょんぼりしたりドキドキしてる猫につけ込む飼い主。


そういう時に抱っこしてみてください。

案外、おとなしく抱かれてるものですよ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


私は抱っこしながら「大丈夫、大丈夫。何しても大好きだから大丈夫。」って声を掛けます。


喜びますよ(´∀`)グルグルグルグルドキドキ



うちの猫のはなし
まだそんなに抱っこさせてくれなかった頃の平蔵(左)、忠相(右)



ちょっとずつねにゃーラブラブ




では次回は抱っこ猫の本領発揮、投薬についてをお送りします。