さて、次は、ベスト2です。


鉱物ルーペ

色々な種類のルーペがあり単に拡大するだけなら100均でも手に入りますが、レンズの歪みなくクリアに楽しみたいならば鉱物ルーペがお薦めです。






ヒスイを探す時に、拾っては違うやポイを繰り返しながら探して行く訳ですが………ちょっとまったーーー?!


その捨てた石ころを鉱物ルーペで覗いて見て下さい。

とんでもないミクロの世界が広がっているかもしれませんよ。

特に石英系の石、石英が層で入っている石の窪み、穴を鉱物ルーペで覗いて見て見ましょう。

お宝、水晶が詰まっているかもしれませんよ。


この石はヒスイ海岸で拾った石英系の石ころ、石に空いた小さな小さな穴を鉱物ルーペで覗くと……水晶のクラスターがあるじゃないですか!?

写真にキレイに撮るのが難しく本来のキレイが伝わりにくいのが残念ですが、自分の目で是非見て下さい。
穴の中に広がるキラキラの水晶の世界は絶対感動すると思いますよ。

さて、鉱物ルーペの魅力をご紹介しましたが、もちろんヒスイ探しにも役立ちます。

ただ、鉱物ルーペを使ってヒスイ鑑定をする場合、かなりの熟練と経験が必要です。
それは何故かと言うと、ヒスイは、結晶がキラキラしているのと、圧縮ヒスイみたいにあまり結晶がキラキラしていないヒスイがあるからです。

なので、鉱物ルーペで石をみれば簡単にヒスイを判別できるとは思わない方がいいです。

自分も最初、ヒスイ鑑定の学芸員の方がヒスイ鑑定で鉱物ルーペを使っているのを見て、ルーペで石を見れば簡単にヒスイ鑑定が出来るのではないかと安易な考えで鉱物ルーペを購入しましだが、全然違いを判別出来ませんでした。

鉱物ルーペでヒスイの判別をするには、経験と知識が必要で簡単ではないですが、鉱物ルーペがあるとヒスイ以外は単なる石ころと思っていた石達に思いもよらなかった魅力、面白さに気づかされます。

自分が使っている鉱物ルーペは、LEDとUVが付いているのですが、このLEDがヒスイ探しでは威力を発揮するのでお薦めです。


石をLEDで照らしながら拡大出来るので、ヒスイの味の素のような結晶を確認しやすいのでお薦め。

ちなみにUVも付いてます。


UVは、発光鉱物を楽しむのに便利で、蛍石などにお薦めですが、LEDに比べて光も弱くオマケ程度と考えた方がいいかなと思います。