マグロに感電の刑に処されたにじこ
傍らでは、のびこがなんとものびのびしている
にくたらしい
あんたをずっとおんぶして歩いたのは
あ!た!し!
なんで??あたしが、怒られて?!
あんたは、慰められる??!!、
はぁ???
意味わからん!!!!
あんたが、サッサと歩けば、もっと早く帰れたのに!!!!!
(そういう問題ではないことは追記しておくべきだと大人にじこは思う)
そう、5歳児にじこは自らの企みが成し遂げられなかった怒りの矛先を、のびこにむけていた。
今なら言える。
よく、お聞き。にじこよ。
「あんたが悪い!」
そう。自分が、悪いことはすっかり忘れる特技を身に着けた5歳児にじこ。
このまま、敗者のままで終わるものか!!
今にみておれ!!!
静かな闘志に火をつけ
このあと保育園時代に、なんど、リベンジしたことか。
にじこの記憶では3戦3敗である。
学ばないおんなにじこ。
だが、靴飛ばしの術は、その後大人になるまでの長い期間封印されることとなった、、、、。
学ばない姉を持つ妹は
なぜか、ちゃっかり、何かを学び、姉の戦略からすり抜ける技を3歳頃から取得していくこととなる。
そなたも、抜け目ないやつよのぉ、、、。