刀で斬られる。
―斬られましたか。
猫舌エンジン:刀を持ってる人が居たので逃げたら、背中からザックリと。
―痛かったでしょ?
猫舌エンジン:斬られて目が覚めたから、そんなには痛くないと思う。
―何があったんです?
猫舌エンジン:家の玄関で兄のような人から、「今のうちに行け」って言われて。
―全然間に合ってませんね。
猫舌エンジン:いや、なんかその人を置いていくのが、つらいんだよ、何故か。
―世話になってたんですかね?
猫舌エンジン:で、つらさを堪えつつ、外に出たら日本刀を持ってる人が居た。
―にきびはありましたか?
猫舌エンジン:うーん、たぶん無かったと思う、よく見たわけじゃ無いけど。
―眼鏡は?
猫舌エンジン:ああ!、それは着けて無かった、スキンヘッドだったね。
―逃げたんですよね。
猫舌エンジン:さっきの兄みたいな人に申し訳なくてね、ぐずぐずしてて間に合わなかったわけだし。
―そして、斬られる、と。
猫舌エンジン:右の耳をかすって首の後ろからは、ちゃんと刃が入ったんじゃないかな。
―そこで目が覚めたんですよね?
猫舌エンジン:惜しいよね、目が覚めなきゃ臨死体験できたかもしれないのに。
―兄のような人がどうなったかも気になりますしね。
猫舌エンジン:刀を持ってる人が居たので逃げたら、背中からザックリと。
―痛かったでしょ?
猫舌エンジン:斬られて目が覚めたから、そんなには痛くないと思う。
―何があったんです?
猫舌エンジン:家の玄関で兄のような人から、「今のうちに行け」って言われて。
―全然間に合ってませんね。
猫舌エンジン:いや、なんかその人を置いていくのが、つらいんだよ、何故か。
―世話になってたんですかね?
猫舌エンジン:で、つらさを堪えつつ、外に出たら日本刀を持ってる人が居た。
―にきびはありましたか?
猫舌エンジン:うーん、たぶん無かったと思う、よく見たわけじゃ無いけど。
―眼鏡は?
猫舌エンジン:ああ!、それは着けて無かった、スキンヘッドだったね。
―逃げたんですよね。
猫舌エンジン:さっきの兄みたいな人に申し訳なくてね、ぐずぐずしてて間に合わなかったわけだし。
―そして、斬られる、と。
猫舌エンジン:右の耳をかすって首の後ろからは、ちゃんと刃が入ったんじゃないかな。
―そこで目が覚めたんですよね?
猫舌エンジン:惜しいよね、目が覚めなきゃ臨死体験できたかもしれないのに。
―兄のような人がどうなったかも気になりますしね。
走るパイプ椅子。
―椅子が走るんですか?
猫舌エンジン:うたた寝してたら夢を見たんだよ。
―ああ、はい、なるほど。
猫舌エンジン:パイプ椅子に車輪が付いてて車道を走ってるの。
―危ないですよ。
猫舌エンジン:なんかね、そのパイプ椅子の車を盗んだっていう感覚があって…。
―欲しかったんですか?
猫舌エンジン:欲しかったんじゃないかな。
―で、逃げてたんですね?
猫舌エンジン:ただのパイプ椅子なんだけど、ハンドル操作しなくて曲がってたりしたから、なんとなく「ああ、夢かな」って…。
―便利な椅子ですね。
猫舌エンジン:結局、家に付いたら警察が居て、職務質問されて、問い摘められてさ。
―素直に吐いたほうが良いですよ。
猫舌エンジン:いや、わりと素直に話してて、ふと家の窓を見たら、親父が哀しそうな顔してた。
―親が哀しむようなことをしちゃったんですね。
猫舌エンジン:そこで目が覚めたの。
―夢で良かったですね。
猫舌エンジン:走るパイプ椅子は欲しかったけどね。
猫舌エンジン:うたた寝してたら夢を見たんだよ。
―ああ、はい、なるほど。
猫舌エンジン:パイプ椅子に車輪が付いてて車道を走ってるの。
―危ないですよ。
猫舌エンジン:なんかね、そのパイプ椅子の車を盗んだっていう感覚があって…。
―欲しかったんですか?
猫舌エンジン:欲しかったんじゃないかな。
―で、逃げてたんですね?
猫舌エンジン:ただのパイプ椅子なんだけど、ハンドル操作しなくて曲がってたりしたから、なんとなく「ああ、夢かな」って…。
―便利な椅子ですね。
猫舌エンジン:結局、家に付いたら警察が居て、職務質問されて、問い摘められてさ。
―素直に吐いたほうが良いですよ。
猫舌エンジン:いや、わりと素直に話してて、ふと家の窓を見たら、親父が哀しそうな顔してた。
―親が哀しむようなことをしちゃったんですね。
猫舌エンジン:そこで目が覚めたの。
―夢で良かったですね。
猫舌エンジン:走るパイプ椅子は欲しかったけどね。
親父のために
―親父さんがどうかしましたか?
猫舌エンジン:いやあ、2週間ぶりに会ったんだけど、もうイライラするね。
―何か言われたんですか?
猫舌エンジン:「お前のために~」から始まる忠告が、ずーっと。
―あなたのためなんですよ。
猫舌エンジン:いや、「お前のために言ってるんだ」ということだから、本当は僕のためになってないのよ。
―え?
猫舌エンジン:言うだけでは何の約に立ってないのだから、まったく僕のためになってないっていうか。
―ああ、なるほど(苦笑)。
猫舌エンジン:むしろ、親父のために、「喋り疲れるだけだからやめなさい」って言いたかった。
―言わなかったんですか?
猫舌エンジン:親父は言いたいことを言いたいだけだから、こちらからは何も言わないでおこうと思って聞いてた。
―親父さんのために(苦笑)。
猫舌エンジン:そう、親父のために(苦笑)。
猫舌エンジン:いやあ、2週間ぶりに会ったんだけど、もうイライラするね。
―何か言われたんですか?
猫舌エンジン:「お前のために~」から始まる忠告が、ずーっと。
―あなたのためなんですよ。
猫舌エンジン:いや、「お前のために言ってるんだ」ということだから、本当は僕のためになってないのよ。
―え?
猫舌エンジン:言うだけでは何の約に立ってないのだから、まったく僕のためになってないっていうか。
―ああ、なるほど(苦笑)。
猫舌エンジン:むしろ、親父のために、「喋り疲れるだけだからやめなさい」って言いたかった。
―言わなかったんですか?
猫舌エンジン:親父は言いたいことを言いたいだけだから、こちらからは何も言わないでおこうと思って聞いてた。
―親父さんのために(苦笑)。
猫舌エンジン:そう、親父のために(苦笑)。
