いつの頃からそこに鎮座したのか記憶に無い

 

第一発見者が妻であったのか子供達だったのか

それすらも定かで無い

 

私にしても自覚症状など無く

痛くも痒くも無いので気づかずにいた

 

鏡を使って振り向いても良く見えないし

ましてや手など届く筈も無い

背中の中心部(?)にそれは有った  

 

粉瘤

 

亡き父も背中にでかし 妻がその出口を求め

指で押していると

出た 出た と騒いでいた記憶が有る

 

遺伝したのか・・

 

皮膚科を受診したら形成外科に回され手術した

 

台の上でうつ伏せになると患部に

麻酔の注射がチクチクと5.6回感じたが

後はその部分を如何しているのか

痛くも痒くもなく5分以上10分未満で

手術は終わった

 

 

初めての病院と薬局であったけれど

皆さん親切であった

只担当医師と目を合わせて話す事が無かった

様な気がする

診察室に入ると直ぐに背中を見て解説の後

直ぐにうつ伏せになって チクチュー

手術後の注意点の説明で おしまい

 

いつもは一人で先に入る風呂だけれど

術後のテープの張り替えをせねばならず

妻の帰りを待った

自分では手が届かないし見ることもできないけど

写真を撮って見せてくれた

スマホは何にしても便利な物だ

 

グロイので掲載不可

 

経過は良さそうだけれど

2週間後にドクターのご意見を聞きに行く

 

我が家の風呂場の花たち

咲いて枯れても気づかないでいるだろう妻に

庭に咲く花たちが疲れた身体を癒してくれる筈


真ん中のドクダミの花をゆりかごにしている

蝶のサナギが変身して茶色になって来た

(拡大すると見えると思います)


妻は非情にも 「中で溶けていると言う」