なた餅で厄払い・・・遠州地方の節分 | ねこじゃらし・Kの懐かし処

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静岡県浜松市

今日は節分です!豆まきして鬼を追い払いましょう!
「鬼は外!」「福は内!」


で、ここ遠州地方では今年本厄の方の厄払いに「なた餅」と云うお餅で厄払いする風習があります。

なた餅
静岡県の遠州(えんしゅう)地方では、節分の日に厄年の人がいる家では一升の餅をつき、なた餅づくりをします。
  なた餅づくりは戸口でおこなわれていました。特に厄年の人は、袋に入れた餅を四つ辻(交差点、電柱など)に置き、それを子どもたちが拾い集めて食べていました。子どもに食べてもらうことで、厄落としをしていました。
  当初はなたを使って餅を切り分けていたとか、鬼や厄を断つ「鉈(なた)」のような効果を期待した名称であるとも言われています。
(全国学校栄養士協議会ホムペより)

一般的な「なた餅」は、あんこ入りの白餅にきなこをまぶしたものです。
草餅が使われるところもあると聞いています。
(遠州銘菓たこまんホムペより)


今年はうちの長男が本厄なんでこんなものを用意して四辻に置いてきました。
あと、近所の子供たちにも同じものを用意して配ります。

イメージ 1

お菓子セットとなた餅が入っています!
四辻に置くのには五百円玉を入れておきます。

イメージ 2

知り合いの八百屋さんに用意してもらいました。
なた餅は草餅にきな粉のようです。