朝夕が涼しくなりました。
それでもにわか雨が降ったりの変な天候が続いています。
丸一日が晴天の日が中々無くて、増えていく雑草にイライラしています。
ベランダに出ていたら道路の向こう当たりの比較的近くの空を鳥が飛んでいました。
「あれっ、でかいぞ、トンビだな」と思わず見とれてしまいました。
くるくると旋回しながら高く上がっていく途中で「写真を撮ろう」と思ったのですがすでに遅く「鳥」とわかる程度の写真しか写せませんでした。
「空を飛ぶ大きな鳥」を見るのは久しぶりで、少しだけ感動したりしてしまいました。
そんな天気の中、左官の真似事、大工の真似事、庭師の真似事、電気屋の真似事、と色々とやっていますが、結局は本物の電気屋、庭師、大工、左官に助けてもらうていたらく。
(「ていたらく」って「体たらく」でも「為体」でも良いのですね、知らなかったです。)
休みの日に友人価格で助けてもらおうなんて考えるコッチとは、プロとしての技術は勿論のこと段取りから作業速度まで全てが違っていて、本当に職人さんは凄いです。
そんな訳で、巨大な金木犀は、バッサリといってしまいました。
これ以上下から切ると木として残れないだろうという事で、見事に見た目の変な状態に。
近所の人からだけじゃなく、通勤に通る人にも「風景が変わった」といわれました。
個人的には二階の部屋に朝早くから日が入るようになって嫌でも早起きになった事が大きな出来事です。
それから、大きく育った金木犀で見えなかった昔の風景が戻ってきました。
金木犀の向こう側の風景も随分以前と変わってしまいましたが、何となく懐かしさを感じるのが不思議です。
大きな金木犀を思いだしたりもしますが、これからはあまり高く伸びないように育てられたらと思っています。
左官仕事はもう少し残っています。
基礎を打つと後々色々な近所問題(当事者同士は合意してるのにねw)が出てきそうな気もするので、基礎を打たずにやる方法を手探りで探していました。
何十年ももたせるつもりはないので、少しばかり強引にやろうと思って時間を作っています。
色々な人に助けられてばかりです。
猫たちは元気です。
毎日ダラダラと過ごしているようです。
大抵キッチンのドアを開けた途端に鳴きながら走ってきますが、コッソリ入って行った時に熟睡していると、起きた時に「やばっ、見られたっ!」って顔をします。
笑いながらも少しだけ「見ちゃってごめんね」の気分になります。
ミントは窓際から高い所に寝る場所を変えて「降りていくのが大変だから間に合わなかったあ」みたいな顔で鳴いてきます。
中々のやり手です。
最近うちの二匹のメス猫は「魚食」が流行っているようです。
ささみだと残すのに魚だと人の食べている鮭にも反応します。
まあ、これも長続きするとは限らず、10本とか買い込むと途中でプイッと嫌われる可能性が有るので、大入りの袋には手を出さない事にしています。
何にでもがっついたJazzminとパセリが懐かしいです。
Promise Ain't Enough
Daryl Hall And John Oates
Hall and Oatesのアルバムは、いつの時代も聴く側を満足させようとしている。
彼らの思いと受け取る側の求めるものが、ずっと合致していた事は凄い事だと思う。
ただ、80年代以降の彼らはファンを満足させようとしていると言うよりも媚を売っているような気がした。
そう考えると1997年に発表したMarigold Skyの評価の低さにも少しだけ納得がいく。
少しだけ聞く側との距離を広くとった事が、一見普通のありきたりなアルバムに思わせてしまうのだろう。
しかし、第三者的に見ようとする冷静な判断が逆に彼らのの本質的なポップ感がアルバム全体を覆い、今も古く感じさせない出来に仕上げたのだと思う。
聴き込むと言うよりも何度も聴きたくなる仕上がりは、彼らの求めていた所じゃないかと思う。
多少まとまりが無いが、曲調のバリエーションの多さに飽きがこなく、ドライブや移動時にピッタリのアルバムだと思う。
Time Won't Pass Me By
Daryl Hall And John Oates
Marigold Sky
Daryl Hall And John Oates
個人的に一番大好きで一番聴いたのはAbandoned Luncheonetteなんだけど、ここでは触れないw