ここの集落は里山に囲まれている。
その山裾には、古い古い墓地がある。
「江戸時代やろ」
とのことだが、もっと以前でも不思議でない風化のしようだ。
二つ並んで、風化しきっているが、昔のお墓だろう。
その少し奥、写真に見える木の後ろの茂みにも、いわくありげな石が。
山の斜面を少し登ると、ここにも古いお墓。
「先祖代々の墓」とのみ記されている。
ほとんどが、すっかり風化してくずれたお墓だけど
白い矢印の墓石だけは、角も浸食されずに残っていて、まだダントツに新しい・・・
・・・といっても、刻み込まれている文字は
明治27-28年といえば、日清戦争だ。
1894-95年という方がわかりやすい。
戦争での功績により「勲八等白色桐葉章」という勲章を授与された人物らしい。
そして、この墓石がどうみても、目だって唯一新しくて、他のお墓は風化甚だしく、いったいいつ、どこの誰のものだったのか、私には知りようもない。
100年前の墓石が文字も読め角も立っているなら、文字も角も風化して無くなってしまった墓石など、どれほど古いのだろうか。
お墓のわきに、これは神仏を祭ったもの?
そして。
こちらは、うちの、(少なくとも)江戸時代からはあるという井戸。
田舎の里山には、神秘が多い。
わざわざ「パワースポット」に遠出なんかしなくても、裏山を歩けばいくらでも、そういう特殊な場所があるんだろうなあ。
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