旅行中に、猫のエサやりをお願いしていた
友人からメールあり。
「みきさん、私以外の人に鍵を渡していますか？」
「えっ、ううん。渡していないよ」
「今日、行ったら“冷蔵庫”のドアが3㎝、開いていました。
昨日は開いてなかったのですが…」
やりやがったな、猫。
帰ってきたら、ずっと鳴きどおしで、
「なんでいない、この間もいなかった。不満不満不満～」
この怒りで、家中を駆け回って、冷蔵庫を開けてしまったようです。
さて、猫が一人で暴れている間に、
雑貨市イベント以外にも台湾で少し、遊んでいました。
朝ごはんは、「孤独のグルメ」に登場した、永楽市場前の食堂で。
おばちゃんたちは、売り込み上手で、
五郎定食とかいうものを、日本人には売り込んできますが
私達は、素朴な挽肉ご飯と、鶏ご飯に、筍スープ。美味しい…。
イベント会場の横にある、デンマークピールの店では
着物でビール。
フランボワーズの味です。
楽しみにしていた市場で、花柄の生地店に行ったり
肉屋さんとお話したり。
雨が降る、迪化街(ディーホアジエ)の散歩も
意外と楽しく
老舗の菓子店まで行って、人気のピーナツ菓子をお土産に購入。
可愛らしい消防署など、この街は、日本人が作った古い古いものと
新しいものが混在しています。
一見、不味そうですが（笑）、きな粉味の「麺茶」はお腹にやさしい
スイーツです。
本当は晴れの日に行きたかった、寺の境内の
飲食店街は、朝酒を我慢しつつ、
生姜入りの御粥を。
隣のおじさんは、朝から海老の唐揚げを食べていて、
台湾人の健啖家ぶりにも、感心しきり。
夜はワインが飲みたくなって、
バーに行くと、素人でも「うーん？」と唸る、下手な演奏の二人。
ホテルカルフォルニアを歌い始めたと思ったら、
歌詞を忘れてしまい、私達が変わりに歌う始末…。
ミュージックチャージを取られたのは、今だに解せず（笑）。
台湾旅行の最後は、
誰でも行く「誠品書店」に、初めていきました。
夫も私も、本が好きなので、4フロアーが本に埋め尽くされた店内は
ブラブラするだけで、楽しい。
ですが、私は隣のビルの看板を発見！！！
「あっ、ガンダムのイベントがやっている」
夫に撮ってもらったら、
本来なら、巨大な大きな赤い彗星と、ガンダムが、
私と同じ大きさに撮れてしまって、超ガッカリ。
帰国して、家に入ると異様なニオイ…。
猫が、怒りのあまり
トイレ中に全部に、「大」の方を、まき散らしていました。
11時30分まで、トイレを掃除して、
くたくたで布団に入ったものの、
本当に、目まぐるしく、夢のような4日間を振り返ると
浅い浅い眠りに。
そういえば、行きの飛行機で
こんな奇跡の風景をみたことを思い出しました。
信じられないでしょ、虹が下に丸くみえたのです。
大雨で、お客様が誰も来ないかなーと思っていたのが
何百人もの、台湾の方が訪れてくれた
「猫八雑貨市in台湾」。
もうすぐ、猫八の閉店から、一年が過ぎようとしています。
これからもコツコツと、面白いことに挑戦してみようと思っています。
猫八 元店主・プロデューサー 山下猫八
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