ボリューム感がちょうど良い!



ひたすらオシャレでスタイリッシュ!

それがアクションRPG、ペルソナ5スクランブル ザ ファントムストライカーズ(長っっ、、以下P5S!)だ。


とかく無印のペルソナ5はステーキセットにカツ丼とカレーライスをトッピングしたかの如くボリューム感満載で、後半(双葉を仲間にしたあたり)からはお腹がはち切れんばかりになってしまい、春を仲間にするくだり以降はすでに心神を喪失してしまっていた。



なにしろ、仲間キャラが主人公、モルガナに加え竜司、杏、祐介、真、双葉、春と8人もおり、そのうち竜司以降6人分のストーリー(更にプラスαあり)と果てしなく続く広大なダンジョン延々と繰り返し、さらには上記の怪盗団メンバーに加え総勢20人前後にも及ぶ協力者たちとコープという名の絆を構築していかねばならず、作中期間も高校2年生時のほぼ丸々1年間という胃もたれ必須のロングディスタンスであった。

しかもコンプリートに周回プレイが必須ときては、もはや太田胃散程度では容易に太刀打ちできぬ。(あっ! あと"メメントス"っちゅーサブダンジョンもあった!)



それが本作ではコープをまるっとカットして、ダンジョンもかなりコンパクト。敵キャラの人数もグッと絞られ、作中期間も夏休みの1ヶ月のみとだいぶスリムになって遊びやすくなっていた。


新しく怪盗団に加わったメンバーは2名。


↑ソフィアと


↑善吉は、いずれも魅力的なキャラクターだ。

無印からの一番大きな変更点は、もちろん戦闘が純粋なターン制RPGからアクションRPGとなったことだろう。


だが、正直この戦闘はワチャワチャして何が起きているのか状況把握が困難で、且つザコ敵に対しては後ろから奇襲をしかけてしかるのちボタンをポチる、ボスクラスに対しては弱点属性を付くかギミックを利用した「ファントムムーブ」で攻撃するくらいのものでさほど熱量が上がらず、早々に難易度を「EASY」に変更してしまった。
でも、つまらなくはないよ。


ストーリーは王道で特に大きく意表を突いてくる展開とかはないが、一番面白いのは最後のボスに至るまで真の悪人が一人もいないこと。ただ立場の違いや主義主張、生い立ちの差が彼我の現在の状況を分けただけにすぎなかったのだ。
今回敵となった連中も、わりとみんな人々の幸福を願っていた。(だいぶ小粒なヤツもいたがw)


総じて個人的にはしっかり楽しめて、夏休みにキャンピングカーで仲間たちと日本全国を縦断するという青春の1ページを胸に刻んだが、なにしろ恐ろしいのはこのゲームを新規で真に楽しむには、冒頭に述べた無印のP5(もしくはパワーアップ版のP5R)を事前に学習しておかなければいけないということだ。
ステーキセットにカツ丼とカレーライストッピング、しかるのちに本作のパスタ......イケるのか......?