お素敵サイト『狭間に在る東屋』のゆるるく様より、猫木の妄想駄文脅迫する彼。
棚ぼたウニャララな夜を超えた朝に冷たく帰れって言われちゃった蓮さんが、そんなこと言うと泣くぞ!マスコミくるまでマンション前で大号泣してやるって脅すお話に、そのスキャンダルに大爆笑するローリィって妄想のコメントに素敵なお話を書いていただいちゃいましたわ!
о(ж>▽<)y ☆

猫木はニマニマ、笑いが止められません。ぐふふ( ´艸`)

ありがとうございまーす!!



゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
 


『大物俳優と国民的人気を博するタレント女優のスキャンダル。

近年希に見られぬ大きなネタでありながら流出という手段は取られず記事の雛形は事務所社長ローリィ宝田の元に届けられた。

それは一重に大手事務所LME、、、、というよりどこにどんな人脈を有しているのかわからないローリィ宝田への恐怖心からにほかならないが、、、

ラブが主食のラブモンスター、他人の恋愛模様大好物な暴走ストリッパーと異名を持つ彼がこれほど美味しいネタをまえにつまらない決断を下すはずはなく現役ラブミー部員1号ことラブミー部の最終兵器ラスボスの名を冠する最上キョーコは社長室のソファーの上で進退窮まる形相のまま件の記事の雛形を凝視していた。

社長からの呼び出しを受けたのはキョーコひとり。

この場にもう一人の当事者、、、というよりこの事態を引き起こした張本人は呼ばれていない。

滲みでる脂汗を拭うこともせずキョーコは頭のなかで弁明となる言葉を探し続けていた。

しかし、、、、

ローリィはそんなキョーコの様子にはお構いなしにノソリとソファーから立ち上がるとそのそば近くに歩み寄ってくる。

思惑の読めないローリィの行動に恐怖を感じることしかできないキョーコはふり上げられた腕を視界に捉えギュッと固く両目を閉じた。

、、、、、、、、、ポン


肩に軽くかかる負荷を感じて恐る恐る顔を上げるとその先にあったのは所属事務所社長の満面の微笑み。

そして、宣告を下すように発せられた言葉は想定外ではあるが予想通りの情け容赦ないモノであった。

その言葉とは、、、、


「そろそろ観念したらどうだ、、、な?」


とかいうまるで積年にわたって逃亡を続けた罪人に向けるような最後通達。

そして、向けられる笑顔はキョーコに深い怨嗟を芽生えさせた、、、、かもしれない。