エライお久しぶりです。1年10カ月振りの更新になります。

そしてまず、お詫びがあります。ショボーン

私のこのブログ、『フルニトラゼパム減薬・断薬の記録』は、単剤(フルニトラゼパム)の減薬でしくじり、離脱症状でひどい目に遭い、水溶液で減薬・断薬して元気になりました!

という内容で、服用していたデパスのことを一切書いていませんでした。

言い訳にもなりませんが、当時は薬害の真っただ中で精神状態がまともではなく、服薬状況などの詳細を書くと主治医や親戚に身元がバレてしまうと恐れていたのです。

今なら冷静に、ンな訳ないじゃん、アホだねぇ~と思うのですが・・ぼけー

 

私がベンゾジアゼピン系のクスリで酷い状態になったとき、私は自分と同じクスリを服用している人をすがるような気持ちで毎日探し続けていました。

症状が緩和される方法は?少しでも早く断薬できる方法は?私は元に戻れるの?etc・・

毎日毎日パソコンやスマホで検索ばかりして、ベンゾジアゼピン系を減薬している方や断薬に成功された方のブログをブックマークして何度も読み返しました。

私がいま、後遺症もなく元気に生活できているのは、これら先人方のブログのお陰なのです。

あれから4年以上経ちましたが・・いまだに、ベンゾジアゼピン系の薬害は減っていません。

知らない間に地獄の底に叩き落され、それに気付いてパニックになっている方が後を絶ちません。

なので今更なのですが、しかも悪い見本で恥ずかしいのですが、正確に書き残すことにしました。

デパスの服用期間が短いから・・低用量だから・・書いても参考にならないだろうと勝手に決めつけたことは間違いでした。

参考になる、ならない・・はブログ記事を読んだ方が決めることであって、私ではない。

・・という事に気付き、4年遅れになりますが、デパスの記録を書いておきます。
(気付かせてくれたヨモギ太郎さん、有難うございましたニコニコ

 

フルニトラゼパム2mg+デパス0,5mgを35日間、就寝前に1回服用(2018年5月30日~7月3日)

身体がダルくて重すぎで無理だと医者に訴えたら、デパスが0,25mg錠に変わりました。

フルニトラゼパム2mg+デパス0,25mgを約3か月間、就寝前に1回服用(2018年7月4日~

デパスを0.25mgに減らした翌日に、胸のあたりがガクッとなりドーンとモヤモヤと重くなりました。

当時、ベンゾジアゼピンだの離脱症状だの一切知識がなかったのですが、この症状はデパスを減らしたせいだと直感で分かりました。

でもフルニトラゼパムを2mgも飲んでいましたので、その症状はすぐに治まったように思います。

そして退院後(初期の子宮体癌で全摘手術をしたのです)フルニトラゼパム2mgとデパス0,25mgを一気に断薬しました。(2018,9,21から4日間

朝早い時間に術後検査に行かなければいけなかったのですが、これらの薬を飲んでいると動けないので、それならば薬を飲むのを止めようと。(無知って怖いですね~ゲッソリ

それはとても異様で恐ろしい4日間で、検査が終わった9月25日の夜にフルニトラゼパム2mg+デパス0,25mgを再服薬して気絶するように眠りました。

その後、ネット(睡眠薬の上手なやめ方 「断薬恐怖症」を克服する(日経ナショナル ジオグラフィック社) で錠剤カット法を知りまして・・滝汗

まずデパスを半分の0,125mgにしました。2018.10,1~10.9 ( 服用は就寝前1回フルニトラゼパム2mg+デパス0,125mg)

そして10月10日の夜からデパスを断薬してフルニトラゼパム2mgだけにしました

そして翌日の10月11日の夜からフルニトラゼパムを1,75mg(1mg錠+3/4錠)にしました。

地獄は翌日12日の日中から始まりました。
 

この時は、医者のすすめる錠剤カット法に疑問を持っていなかったので、こんな恐ろしい減らし方ができたのだと思います。

デパス0.25を0.125にした時には0.5を0.25に減らした時のようなガクッとくる感じがなかったので、低量だから大したことなかったんだと思いました。

だからデパス0.125をゼロにした翌日に、フルニトラゼパムを1.75に減らした時に出た症状は、すべてフルニトラゼパムの離脱症状だと思い込んでいました。

予約していない日だったのですが耐えられずに病院に這って行き、そのことを話したら医者は、「いや、デパスもあるな!」と言い、ニヤリと笑ったのです 叫び 悪魔だと思いましたよ、本当に。ムキー

つらすぎる離脱症状を抑えるために薬の量を元に戻そうかとも思いましたが、フルニトラゼパムを2mgに戻したところで症状は消えないことは分かっています。

なぜなら、デパス0.25mgを0.125mgに減らして9日間で断薬してしまった影響も少なからずあるでしょうから、薬の量を戻すならフルニトラゼパムだけでなくデパスも戻さないといけません。

でも、嫌だったんですよね~・・そのころ、もう2週間以上飲んでいないデパスを再服薬することにエライ抵抗がありました。

そんな訳で、酷い離脱症状でガリガリに痩せながらフルニトラゼパム1.75mgのまま耐えていました。

この0.75mgも、ピルカッターで目分量で3/4にカットしていたわけだから、薬の量は毎晩すごいバラツキがあったのです。

なので1mgを調剤薬局で粉砕してもらって水に溶かし、0.75mgは水溶液で正確に量って服用することにしました。

長いステイをしているのに離脱症状が治まらないので焦って12月6日に減薬を再スタートしました。

そうしたら死にそうになって12月24日に抗うつ薬リフレックス(ミルタザピン)を服用し始めました。
 

ミルタザピンには命を救われました。

この頃は、不安感MAX・焦燥感MAXで、一刻も早く断薬したかったのです。

今なら絶対にこんな無謀な減らし方はしません。

 

・・・そういった訳で、初期のブログに書いたキツイ症状は、フルニトラゼパムだけではなく、デパスの離脱症状もはいっています。


デパス0.25mgを0.125mgに減らして9日間で断薬した翌日に、フルニトラゼパムを3/4にカットして約2か月間地獄をさまよい、離脱症状が治まっていないのに焦って水溶液タイトレーションで減薬を再開した恥ずかしいハナシでした。

まぁ、こんな無茶苦茶をやらかしたのに、私は後遺症もなく元の生活に戻れています。

でも最初から水溶液タイトレーションで減薬していれば、あんな地獄をみずに済んだのです。

今、減薬中のみなさま、これから減薬されるみなさま、決して焦ってはなりませんよ(どの口が言うキョロキョロ

できるだけ早く断薬したい!あと××年も耐えられない!!

わかります。私もそうでした。

でも時間って過ぎてしまえばあっという間なんです。

時間をかけて、なるべく苦痛を少なく、安全に減薬・断薬しましょう。

taper taper… 先細り 先細り…

みなさまの減薬・断薬が上手く運ぶことを、そうして健康を取り戻せることを心よりお祈りしています。お願い